ケイトウヒユ科ケイトウ属 果実・種子
(2015年10月撮影)
休耕田に生えていたケイトウ、植えられることも多いですがこれはもう完全に野生状態
ケイトウというと植えられることも多く園芸種のイメージがありますが元々は古く中国から渡来した野生種なんですよね
今まで花としてマジマジ見たことなかったな、近寄ってみると蕊が出ていて確かに花です
赤い子房から赤い花柱が出ていて柱頭が開いています
花被片は5枚、それに沿って雄しべが出ているようですが雌しべより短そう
葉は卵状披針形だそうですが下の方の葉は随分幅広くなっています
最後は青空バックで締め。実質的には初めての花となりました
果実・種子(2019年11月撮影)
荒れ地に生えてすっかり紅葉していたケイトウ
まだ僅かに咲いている花もあったが市の方は褐色で殆ど果実状態でした
周りに花被片が残っていて果実は胞果と言うそうです、右のはまだ開いていないが左のは中の種子が見えている
1個の果実に数個の種子、これは3個入っているかな
黒く艷やかな種子、大きさは1mm強
横から見ると結構扁平、ほぼ円形ですが芽が出る部分が少し窪んでいる

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