(2018年7月撮影) |
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シダに囲まれて咲いていたカワラナデシコ、日当たりの良い草地や河原に生えるそうでここはやや湿っぽく河原に近い環境でしょうか
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秋の七草の一つですが夏の頃から咲き始めます。でも5月頃から咲いているのもあるようで園芸種の逸出でしょうか、流石に早すぎ
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雄しべが出始めた雄性期、10本あります
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2本の雌しべが伸び始めていますがまだあまりクネクネしていない
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雌しべが突き出た雄性期、花柱には毛が生えている。雄しべは倒れている
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花弁基部に長毛が生える
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細長い花筒に萼筒
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こちらは台地上での撮影、時期になれば普通に見られます
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当然こうなる(笑)、しかしこの時期は暑くて台地上はあまり歩きたくない
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色の薄いのから濃いの間で色々、花が萎む時まるで萼筒の中に巻き込みながら引っ込んでいくように見えます
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源平咲き(2018年7月撮影) |
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この時期台地上で普通に見られるカワラナデシコ、ピンク色には濃淡がありますが白花を見つけました
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でもよく見ると隣の赤いのと同一株です。赤花と白花が同じ株に咲くのを源平咲きといいウメでよく見られ他にモモ、ツバキ、ツツジ等で見られるそうですがカワラナデシコにもあるんでしょうか
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画面ギリギリですが確かに同一株です。赤い花には赤い色素が必要、色素を作る過程で何らかのエラーが起きると色素が作られず白花になるそうですがこれもそうなんでしょうか
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微かにピンク色がかっていますがほぼ白花と言っていいでしょう、雄しべが出た雄性期
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こちらは普通の赤花、雌しべが出た雌性期、こちらの方が先に咲いたようです。後から咲いたのにエラーが起きたか
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果実・種子(2019年10月撮影) |
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まだ花が咲いているが殆ど果実になっているカワラナデシコ
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細長い果実、花期の萼筒と殆ど姿は変わりませんが
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先端が4裂して種子が飛び出てきます、風に吹かれてばら撒くようです
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カットしてみました、内部に種子がびっしり詰まっています、茶色くまだ完熟ではないようだ
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ばらまいてみました、30個程入っていました
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種子の大きさは2,3mm程、翼がありますがその大きさが様々、種子部分が大きいのは翼が小さく、翼が大きいのは種子が小さい、これで飛ぶ距離を色々変えているんでしょうか
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種子部分に突起があるのもありました
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黒く完熟したのもありました、翼が湾曲しているのが分かります
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表面に規則正しく並んだ微細な突起があります
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