(2019年4月撮影) |
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数年前からここで見ているカリン、当然植栽ですが完全にほったらかし状態、花には全く手が届かず下から眺めているだけでした、今年は近くにもう1本あった、今まで気が付かなったのか、花を咲かせていなかったのか
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短枝の先に一つづつ花をつける、ここならステッキで引っ掛けて花を撮影できた
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淡紅色の花、花弁は細く隙間がある。セイヨウカリンは花が白いそうです
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花弁基部は柄のようになっていて細く白い。バラ科らしい多数の雄しべ、花糸がピンク色。雌しべが見当たらない
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別の花だがやはり雌しべが見当たらない
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花弁が落ちているのがありました、こちらははっきり雌しべがわかります、5本あるようだ。調べてみると雄花と両性花があるそうです。花を沢山咲かせている割には果実が少ないと思っていましたがそういうことだったんだ
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萼片は先端が反り返る、その下に大きな子房
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まだ十分に開いていない花はチューリップのよう、その下に子房が見えていますが細い感じでこれは雄花かもしれない
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葉はご静止倒卵状楕円形、縁には細かな鋸歯がある
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果実・種子(2019年11月撮影) |
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花を撮ったのと同じ場所、青い実がなっていました。花の数に比べて果実が少ないですがやはり雄花と両性花があるせいでしょうね
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まとまってなっているのもありました
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木についているのはまだ青かったけど地面に落ちているのは黄色くなっていた、でもすごく硬いがいい匂いがしていたので持ち帰りました(種子を見る為)
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2週間位経つと一部が褐色になってだんだん広がりその内カビも生えてきたのでまだ固かったけど切断してみました
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種子が整然と並んでいます
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円盤状の種子かと思いましたが半円形でした、特に粘っこい果肉に包まれていることはなかった
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長さ7,8mm、暑さ2mm程、下膨れの半円形
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表面に微細な凹凸があります、右側から芽が出てくるようです
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