カラスザンショウミカン科サンショウ属 果実・種子
樹皮
葉痕
黄葉
雌株(2022年7月撮影)
石灰岩の割れ目に生えていた樹木、巨岩のように見えますが高さ2m程度です
下のはイヌビワだけど上のはカラスザンショウでした、カラスザンショウは高木になるので今まで花をマクロで撮ったことがなかったのでこれはラッキー
一見まだ蕾ばかりのように見えたけどよく見ると開いていました
しかも雌花だ、雄花は落花したのを撮ったことがありますが雌花は全く無いのでますますラッキー、雄花は白い花弁があるけどこちらにはなさそう、周囲のは萼片のようです
子房の上に直接柱頭が乗っているようです、3裂かな、子房には既に果実の時見られるブツブツが見えています
奇数羽状複葉、小葉は7−15対、浅い鋸歯がある、調べていく内にカラスザンショウとイヌザンショウとの雑種コカラスザンショウがあるのを知りました、ひょっとしたらそれかもしれない、違いはほぼ葉や棘の大きさくらいでしかも数字が重なっている部分もある
茎の棘の様子
カラスザンショウは2−5mm、コカラスザンショウは5−8mm、イヌザンショウは4−10mm、今度測って見なくては、でもやはり数字が重なっている
雄株(2016年7月撮影)
林縁の一部が白くなっています、カラスザンショウです
今までも花が咲いているのは見ていましたが高木になるので指をくわえて眺めているだけ、望遠で撮っても散房花序の様子が分かるだけ
田圃に多数の花が散っていました、これを見たので撮る気になった
丸ごとそっくり落ちています
雌雄異株でこれは雄花、花弁5枚に雄しべは5本、まだ花粉が残っているように見えますがもう用済みなんですかね
雄株(2010年8月撮影)
遠目で見ていると花が咲いているかどうかわかりにくいけど毎日見てると色が微妙に違ってくるのが分かりますね。蕾の頃は緑色、花が開いてくると白っぽく雄しべが出てくると黄色っぽくなってきます
雄しべが突き出ているのが分かると思う
高木になることが多くなかなかマクロで撮れない。この低い木で花が咲くのを待っていた
雌雄異株でこれは雄花。実は見たことあるんだけど雌花はまだ見たことないな
花粉の一粒一粒が見えるよう。近づけすぎてカメラに花粉が付いてしまった
果実・種子(2007年11月撮影)
他のサンショウに比べてカラスザンショウは随分高木になる。これも高さは10m以上あるかな
図体が大きいからつける実も多い
実や種自体の大きさはそれ程変わらない。若干大きいかな
ゴルフボールのような実
他と同じ黒光りする種。細かな凸凹がある感じ。形もややいびつ
樹皮(2013年12月撮影)
樹皮というよりは刺のほうが目立つカラスザンショウ
刺が少なくなると縦縞模様が目立ってきます
刺の長さは5mmくらい、こんな木にうっかり寄りかかると大怪我しそう
木が大きくなると刺が無くなってきますが縦縞模様はしっかり残っています
葉痕(2007年1月撮影)
帽子を被った顔
旗本退屈男ばりの向こう傷(笑)
黄葉(2006年12月撮影)
黄葉よりは枝振りを狙ってみました
肉眼だと立体的に見えていい感じですがカメラだとどうしても平面的になるからイメージが違ってきます

inserted by FC2 system