カラスウリウリ科カラスウリ属 果実・種子
(2019年8月撮影)
3裂した葉、キカラスウリに比べて先があまり尖らないようで、違いは微妙ですが何とか分かるかな
葉の表面に短毛が密生、殆ど水平に光が当たっているので短毛でも長い影を落としています
葉の裏は葉脈が浮き出る
葉柄基部から巻きひげ、自分自身に巻き付いてどうする。基部から出ていることから托葉か葉自身が変化したものでしょうか
茎や葉柄にも短毛、棘と間違えそうな長毛も生えている。キカラスウリは無毛だそうです
(2014年10月撮影)
今更ながらのカラスウリ、以前蕾をアップした場所、まだ咲いていた
12時前の撮影、普通ならとっくに落ちている花が未だ咲いていた、と言うより開ききっていない
開いてないとカラスウリかキカラスウリか違いが分からないな、これは花弁先端が尖っているからカラスウリでいいかな
後日通りすぎようとしたら開いた花があった、9時頃の撮影もう真夏じゃないからこんな時間でも残っているのかな
開いているのか閉じかけているのか分からないけど秋吉台では初めてなのでアップしておこ
やはり花弁先端が尖っています
夜咲くカラスウリは遠くの秋吉台では見るべくもなく、それ以前に今まで見かけたこともなかったけど今回やっとみっけ。キカラスウリの葉は先が尖り気味のようだ
(2007年7月撮影)
昼間蕾を見かけたので日没前の6時半頃行ってみたら少し開きかけていたけどまだまだだった。 中にレース編みを詰め込んだようでこれはこれで綺麗
1時間後7時半頃行ってみたらちょうどいいタイミング多くの花が一斉に開いていた。 まだ空に少し明るさが残っていて何とかオートフォーカスが効く。と言っても露出は1秒から0.6秒くらい、手持ち撮影だから殆ど駄目だったけどこれは何とか見られるかな
この後は急速に暗くなりモニタでも確認できない状態なのでマニュアルピントにし、ストロボも1/3発光にして撮ったけど花弁が白く飛んでしまう
ストロボにティッシュをあてて光量を更に抑えて撮ってみたら暗すぎた。もっとも露出時間も絞りもいい加減だけどね。 (写真は画像処理して大分明るくしてます)
横からストロボをあてると白い花が浮かび上がって幻想的
レースをまとった薄命の美女と言ったところでしょうか
あれ、花弁が1枚多い
果実・種子(2019年12月撮影)
赤い実をならせたカラスウリ、意外にも秋吉台で果実を見たのは初めてでした、今まで見ていたのは雄花ばかりでした、それも見ていたのは2ヶ所だけ
こんなに赤い実がなっていれば気が付かないはずはない(多分)、キカラスウリは割と見かけるのですがやはり秋吉台では少ないかなと思います。右側にやはり臭い実の代表ヘクソカズラも見えています
長さ5cm程の楕円形の液果、もう水分が抜けてきているようで凹んでいます
鮟鱇の吊るし切りならぬカラスウリの吊るし切り(笑)
果肉に包まれた種子、果肉は胎座由来だそうで糸状に見えているのが胎座の名残でしょうか
種子はねっとりした果肉に包まれています、液果の種子ではよくあることで鳥の消化管を通過しやすくしているのだとか
まるでカマキリの頭のような独特な形の種子、大きさ1cm程、何らかの利点があるのでしょうが証明するのは難しいだろうな
正月らしく昆布巻(笑)、打ち出の小槌に見立てて金運アップの為財布に入れたりするとか

inserted by FC2 system