カンサイタンポポキク科タンポポ属
(2023年3月撮影)
この一角はカンサイタンポポが多い、下に見えているのはオオバコ、どちらも地べたに広がる根生葉タイプなので藪は苦手、このような日当たりの良い場所に生えます
10時頃通った時は開いていませんでしたが3時間後通ってみたら開いていました、青空が広がったとは言えこんなに急激に開くのか、前日通っった時は時折霧雨が降るようなどん曇、咲いてなのかと思うくらい開いていませんでした、曇った日や夜の内は花が閉じるんでしょうか
総苞はホッソリ系、日本タンポポの中では分かりやすい
あまり他の野草が生えていないので根生葉の様子がよくわかります、これだけで区別するのは無理だろうな
これも総苞ホッソリ系、外総包片は内総包片の1/2、先端の角状突起は目立たない
普通一株で同時に咲くのは一つくらい、これは次のが伸び始めています、左下には花柄が殆ど伸びていない蕾
これは2つ開いていますが開き方が違います、右は1日目、左は2,3日目でしょうか
ハチの仲間が訪問中、頭を奥の方に突っ込んでいるから蜜狙いでしょうか
体は花粉塗れ、花の思惑どおり、長い葯筒の下に花糸が見えています、タンポポ属で花糸を見たのは初めてかな
山焼きの大地を背景に、今年はよく焼けたけどあまり黒くなっていない、雨があったせいかな
(2018年3月撮影)
台地上で咲いているカンサイタンポポ、関西と名がついていますが西日本一帯に咲いているようです
花だけ見ればセイヨウタンポポと区別がつかず、でもセイヨウタンポポの方が舌状花が多く色もやや濃く華やかな気がします
セイヨウタンポポは寒い時期は花茎を殆ど伸ばさないことが多いですが在来種は寒い時でも伸ばしています
総苞外片が反り返らないのが在来種の特徴、でも在来種も種類が多くここからが難しい(汗)。カンサイタンポポは総苞外片は内片の1/2、先端の角状突起はそれ程目立たないが結構変異がありそうです。カンサイは総苞がホッソリしているのですがこれは太め
この辺りに幾つか咲いていましたがみな同じような総苞でした
伸びた花茎の元に幾つもの蕾が見えています。これから花茎を伸ばして花を咲かせるんでしょうが急激に伸びてくるんでしょうね、微速度撮影で見てみたいもんだ
キク科は最後にこれを撮らなくては終わらない(笑)
(2018年3月撮影)
台上にカンサイタンポポが生えているというので注意して見ていたらあっさり見つかってしまった
一つ二つではなく結構大きな群落を作っていた
外総苞片がほっそり、総苞片の半分以下
こちらは総苞がやや太めだがこのくらいの変異はあるだろ、と言うことにしておこ
根生葉がみっしり
こちらは葉の切れ込みが殆どない。同じ場所に生えていてもタイプ色々
ここは遊歩道のすぐ側、毎年のように通っていてこのタンポポも見ているはずだがセイヨウタンポポと思って見逃していたんだろうな
葉は変異が大きい。深く切れ込んだものから殆ど切れ込まないものまで様々

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