(2021年7月撮影) |
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海沿いの高台に野生化して群生しているカンナ、以前は庭に植えられているのを見かけましたが最近はあまり人気がないのか見かけません、でも野生化しているのを時折見かけます
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赤と黄色の花がありましたが斑紋が見やすいよう黄色を選択、5枚の壁ンの内斑紋があるのは2枚だけ。これも改良が進んで色んな色があるようです
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斑紋は上で粗く下で細かい、蜜標でしょうがなかなか細かな細工、蜜が出ているのか虫が来ています
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内部を見ても蕊らしきものが見えない
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この時は何気なく撮っていましたが後から調べてこれが蕊が変化したものだと知ってびっくり、花弁と書いたのは雄しべが変化したものだそうです
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これが雌しべ、別の科ですがアヤメもこんな感じだから納得といえば納得ですが
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これが雄しべなのはビックリ、左に白く見えているのが葯だそうです、斑紋のないのも雄しべが変化したもの
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萼は反り返り3枚ある。右側に突起を持つ子房が見えている
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一株だとこんな感じ、人気がなくなるのもでかくなりすぎるせいかな
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葉もでっかい
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果実・種子(2021年11月撮影) |
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花を撮ったのと同じ場所、まだ葉は青々としていますがすっかり果実になっていました
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花被片が萎れたまま残っています、いかにもこれを摘んで採ってくれといった雰囲気
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果実表面には多数の突起がありいかにも南国のフルーツといった感じ
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カットしてみたら中はほとんど空っぽ、小さな種子があります、仕切りがありますが果実の形から3室のようです
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種子の数も少ない、種子はできないと書かれていることもあるけど出来ることもあるんでしょうか
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大きさは1.5mm程、表面に細かな突起があります
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無理矢理拡大してこの程度、未成熟とは思えないけどこれで発芽するのかな
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