(2018年7月撮影) |
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湿地に生えるカンガレイ、名前が面白いので時々撮ってます。カンガレイと言えばつい寒鰈と食い物系を思いつくがこちらは寒枯藺です
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一見葉の途中に花をつけているように見えますが花から下は茎、上は苞葉です。植物の構造からして葉から直接花が出ることはありません。ハナイカダも厳密には葉腋に花がついているのです
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とは言え茎と苞葉、花が咲かないと区別がつきません。長卵形の小穂は柄がない、よく似たサンカクイは柄があるそうです
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小穂から出た白いのは柱頭、3岐しているそうだが数が多くて分かりづらい。刺針状花被片があるそうだがそれには刺があるそうなので見えていないかな、葯もあるそうだが分解してみないとわからないかな
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茎の断面は稜のある三角形、真上から撮ってみたが流石に難しい
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果実(2023年11月撮影) |
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群生していたカンガレイ、背が高いし株立しているから目立ちます
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茎は青いけどこれはもう果実でしょう
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まるで槍のように飛び出ているのもありました
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まるでバネ仕掛けで飛び出てきたよう
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ここはこんな感じのが多かったけど検索してもこんな様子のは見当たらない、カンガレイは仲間が多く交雑もしやすいそうで編集品種も多くそうなるとお手上げ
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果実を取り出してみました、種子ではなく果実、大きさ3mm程
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壷の瓶子のような形をしています、基部から毛のように生えているのは刺針状花被片
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果実(2022年10月撮影) |
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池に群生していたカンガレイ、以前はフトイ属でしたが改めて調べてみるとホソガタホタルイ属となっていました
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もうすっかり果実になっています、色が茶色になり蕊が出ていない以外花の時とあまり変わりません
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種子を見るため籾摺りしてみました、黒いのが種子、正確には果実、籾殻のように見えているのは鱗片でしょうか
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果実に毛のようなのが付いています、初めは蕊かと思いましたが花被片だそうです、逆向きの棘があるそうですがさすがにコンデジでは難しい
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多少幅広になっているのもありました
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果実の大きさは2mm程、球ではなく3稜があるように見えます、先端に花柱の跡が残っている
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