(2018年3月撮影) |
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これも比較的早く咲いてくるカキドオシ、4月になれば普通に見られます
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シソ科の花にしては開口部が大きく内部が見えやすい、上唇に見えているのは雌しべの柱頭です
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下唇の複雑な蜜標、下唇に毛が生えるのはシソ科ではよくありますがこれは剛毛が凄い。小さな昆虫が入るのを邪魔しているんでしょうか
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上唇に沿って長短2組の雄しべが見えています
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柱頭を横から、2裂しているはずですが上側のは前の写真を見るとそれ程長くないような。上唇外側にも毛が生えている
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腎炎形の葉で鈍い鋸歯がある。右に裏側が見えていますがかなり赤っぽい、毛も多く生えている。左の葉柄にも毛が密生
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(2017年3月撮影) |
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カキドオシが咲いていた、ここは一番早く咲くけど年々藪がひどくなるな
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葉腋に1−3個の花をつける、大抵は2つの場合が多い
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下唇に毛が密生、もう剛毛と言うレベル、上唇に沿って長短2組の雄しべ、雌しべは見えてない
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下唇は広く突き出て言うなれば昆虫のためのヘリポート、蜜標という名のマーク付き
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横から見ると柱頭が二裂した雌しべ、雄しべの葯にも花粉が出ているようです
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萼筒は細長く先端が芒状に尖る、萼筒を撮ったのは初めてのような気がする。花も萼も葉柄も毛深い
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腎円形の葉、鈍い鋸歯がある
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白花(2009年4月撮影) |
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カキドオシの群生の中に白っぽい花があった(画面中央辺り)
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やや薄いのや殆ど白など色々
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葉っぱが少し枯れているところを見ると以前アップした白いオオイヌノフグリと同様に薬剤の影響なのかな
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ここは山の頂上の公園、廻りも水源涵養林になっていて薬を撒くような場所ではないんだけどな
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カキドオシツボミフクレフシ(2017年3月撮影) |
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カキドオシの果実を撮りに来たのですが別のものに出会いました、虫こぶです
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蕾が大きくなっています、虫こぶの命名方どおりでカキドオシ・ツボミ・フクレ・フシ
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左上のが正常な花で内部に果実が出来ています、虫こぶの方は萼が球形に肥大し内部に白い毛状の突起が密生しています
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切断してみました、内部は意外と空間がある、オレンジ色の幼虫が入っていました、縦方向に撮っているせいか短く見えています
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こちらはイモムシらしく見えます、長さは3,4mmくらい
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普通ならオレンジ色の幼虫は目立って天敵に狙われやすくなりますが虫こぶの中なら問題ないですね
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