カエデドコロヤマノイモ科ヤマノイモ属 果実・種子
芽生え
雄花(2019年8月撮影)
雌花を見つければ雄花
雄株に比べて密に花がつくので遠目でも雌雄の違いがわかります
黄色い花被片に6本の雄しべ、手前のは葯が白いけど後方のは花粉が出ていて葯が褐色になっている
6枚の花被片は内と外があるようで形や色が微妙に違う
花糸は普通に糸状で雌花の雄しべとは随分違う
右の白い花はオニドコロの雌花、こんなに一緒に咲いていても交雑しないんだろうな
雌花(2019年8月撮影)
久しぶりに見かけた気がするカエデドコロの雌株、カエデドコロ自体は普通に見られるが雌株は比較的少ない
本来黄色い花ですが既に果実期になっていて花の色が濃くなっています
本来の黄色い花、雄しべが3本で柱頭が2裂しているのが分かる、雌花だけど雄しべもあります
子房が膨らみ始め花被片は濃いオレンジ色になっている
花糸の株が幅広く三角状になっている、色が濃赤褐色、葯が2室あるのがわかりますが小さく花粉は出ていないようです
既に果実がなり始め翼が出てきている、この時期でも花がしっかり残っているのは助かる
雄花(2013年8月撮影)
秋吉台では初めてのカエデドコロ、地元の自然公園ではオニドコロと同じくらいあるけど秋吉台ではオニドコロが圧倒的に多いな、ここでもオニドコロの葉も見えている
この仲間としては例外的に色が付いている分可愛い
雌雄異株でこれは雄花、雌花は見つからず
6枚の花被片も3枚ずつ若干違いがあるような。中央に雌しべの痕跡も見えている
雌花(2018年8月撮影)
前回は雄花だけだったので雌花も撮ってきました。雄花序に比べるとずっと疎ら
花序の先端辺りは普通の黄色だったんですが。(膨らみはじめた子房の影にクモが隠れている)
元に近づくほど黄色が濃くなり
元辺りは濃いオレンジ色になっていました。雌しべは3本で先端が二裂しているようです。雄しべも残っていますね
(2018年8月撮影)
葉は普通3裂しますがこれは7裂
殆ど裂けていないのもありました、同じ場所に生えていたオニドコロかと思いましたがやはりカエデドコロでした
果実・種子(2008年2月撮影)
他とはまた違った感じだったのでパチリ。場所からしてカエデドコロかな
オニドコロと比べて更にカップ型かな
真上から、種が1個残ってた
種が丸く平たい、薄い翼も他とは大分違う
芽生え(2020年12月撮影)
ふと気になったこの葉
これはまずカエデドコロの葉です
ツル性なのに真っすぐ立った茎、葉は1枚だけ、芽生えだと思うけど子葉は見当たらず、枯れたのか無かったのか
小さい方もやはりカエデドコロ、こちらも子葉は見当たりません、これから寒くなるし育たないだろうな、暖かかったから間違えて芽生えたか

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