カボチャウリ科カボチャ属
(2021年7月撮影)
草むらの中に蔓を伸ばして花を咲かせているカボチャ、植栽の野菜の中でもカボチャは特に野良化しやすいように思えます
午前中早い時間に花は萎みます、これは8時頃の撮影
雌雄異花でこれは雄花、雄花の方が数が多い
花の奥にコンパクトに纏まった葯、内部に毛が密生しています、多くの花で蟻が来ていました
こちらは雌花、蕊の形から雌雄の違いがわかりますが何となくこちらの方が葯のように見えます
6本の雌しべ、柱頭には細かな突起がある
雌花のしたには大きな子房があるのでこれでも区別可
大きく思い果実になるので果柄も太い、野菜としてのカボチャの上側に付いているのが果柄の跡です、果実はこの頃はまだ毛が生えている
花被片先端に棘のような突起がある
花被片外側の方まで黄色い毛が生えています
巻鬚で絡みつきますが葉腋から出ているところから托葉が変化したものだとわかります
先端で3裂、うち2本だけが巻鬚になり1本は巻いてない、元々そういう性質なのか、巻き付く相手がいなかったのか
(2017年8月撮影)
カボチャはツル性なので植えられた畑からはみ出て逃亡中のをよく見かけます、大きな葉を付けるからこんな草むらでも目立つこと目立つこと
雌雄同株異花でこれは雄花、何故か逃げ出しているのは雄花が多いような気がします
ウリ科の雄しべは普通5本ですがカボチャ属は3本、葯が合着しているので1本に見えます
雄花には当然子房の膨らみもありません、花筒に結構毛が生えている
十分観賞用にもなると思うけど早朝に咲いて午前中には閉じるので鑑賞にはむかないかな、上は左に見えているのは明日咲く花のようだ
朝露の中に花が写っていました
意外と鮮明に写りました、像は当然上下左右反転しています

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