ガマズミガマズミ科ガマズミ属 果実・種子
紅葉
虫こぶ
(2018年5月撮影)
こちらも普通に見られるガマズミ、コバノガマズミと同じ頃に咲くから厄介。でもこれは名札があるから間違いなし(笑)
樹高は5,6mになることもありますがここのは低くて撮りやすかった
花は特に変わりなし
一見して葉が丸っぽい、でもこれも迷うのがあります。対生、倒卵形、卵形、円形。先は尖るがミヤマガマズミはもっと尾状に尖るそうです
葉柄に長毛が密生、托葉はなく長さ1−2.5cmとコバノガマズミと比べてハッキリ長い
全面に細かい腺点があるそうですが特に葉の基部付近に大きな腺点が数個あります。ミヤマガマズミには大きな腺点がないそうです
腺点拡大、葉脈に毛が多い。ハッキリ分かるミヤマガマズミはまだのようなので探さなくては
果実(2014年10月撮影)
秋になるとやたら目立つ赤い実、人間にも目立つから鳥の目にも目立つんだろうな
ガマズミなのはたしかだけど問題はガマズミかミヤマガマズミかコバノガマズミか。これは葉の形が丸く先も尖ってないからガマズミかな
実は真ん丸でなく扁平、毛も生えているようだけど特徴かどうかは不明
割ってみました、これは種子ではなく核果、果肉はあまりなく核果で占められています、派手な赤い色で鳥を引き付けて騙す戦略、人間世界と似通っているような(笑)
核果の表面は細かな凹凸があります
葉の基部に表側からでも大きな腺点が見ているのでガマズミのようです
紅葉(2023年11月撮影)
林の中を歩いていてふと見上げると紅葉した樹木、ガマズミのようです
ちょうど木漏れ日が当たっていて背景は緑の葉で一層綺麗でした
間近でみられなかったので望遠で撮影
まだ赤い実が残っていた、紅葉していると果実が目立たないと思うんだが
ガマズミミケフシ(2017年10月撮影)
赤い実をつけたガマズミ、赤い実に混じって色の違うのがあります
虫こぶのガマズミミケフシです、果実よりも倍以上大きく肥大している
毛だらけ、虫こぶの命名法に従えばガマズミ・ミ・ケフシです、漢字で書くと鎌酸実実毛五倍子、どちらも8文字で長い
来の果実は花の痕跡が突起のように残っているのですが虫こぶになると果実部分だけが肥大しているようで花の跡が窪んでいます

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