(2021年8月撮影) |
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散歩コースに咲いているフヨウ、花期が長く10月頃まで楽しめます
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ピンク色の花、花弁基部に赤い斑紋がある
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変わった形の蕊、花糸基部が合着して筒状になり花柱を取り囲んでいます、柱頭は上向き、よく似たムクゲは横向きになります
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5裂した柱頭、花粉がついている、蕊の構造からして自分自身のじゃなく他の花でしょうね
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花柱上部に毛が生えている、丸いのは腺毛ではなく花粉、結構大きい
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花糸にも毛が生えているようです、先端が膨らんでいますがこれは花粉ではなく腺毛でしょうか
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斑紋部分にも毛が生えている、先端が膨らんでいるように見えるから腺毛のようです
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掌状に3−7浅裂する、ムクゲは卵状ひし形
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(2019年8月撮影) |
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擁壁の隙間に生えたフヨウ、中国原産ですが植えられることも多いが暖地では野生化して自生しているようです
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普通ではありえない花の下から日が当たっていていい雰囲気。しかしこれで朝開き夕方萎む1日花とはなんとも勿体ない
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横から見るとこんな姿、早朝と生えている場所の関係で下から当たっています
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アオイ科の特徴的な蕊、多数の雄しべが合着し筒を形成している。花柱は筒に覆われている
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筒は斜めなのに柱頭はまっすぐ上を向いている
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柱頭は5裂
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花柱や柱頭の縁に毛が生えている
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まるで魚卵のような粒々感のある花粉、出すぎていて葯が見えない
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花弁基部に赤い斑紋、ここに突起のような毛が生えている
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萼片は5枚、線形のは副萼片で10本ある
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蕾の頃見ると萼片や副萼片に毛が生えているのがよく分かる、腺毛も混じっているようでキラキラしている
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葉は互生し5角状卵円形、掌状に浅く5−7裂する、古い葉を選んでしまってモデルがよくなかった
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果実・種子(2020年11月撮影) |
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枯れた花を咲かせたようなフヨウ、すっかり果実になっています
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まだ閉じた果実が多かった、毛だらけですがよく似たムクゲは毛がないとか
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果実が5裂して中の種子が見えています
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大分開いてきましたがまだ種子が多く残っています、強風が吹くと飛んでいくとか
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網目模様が残っているのが外果皮でしょうか、葉が起源なので葉脈が残っています。一般的に果実は外果皮、中果皮、内果皮に分かれていますがそれぞれ葉の裏面表皮、葉の内部組織、葉の上面表皮に対応しているとか
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種子を取り出してみました、毛だらけです
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毛は全面に生えているわけではなく片面側だけです
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種子は腎臓形で大きさ3mm程、長毛は淡褐色
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種子表面はざらついている
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