フトヒルムシロヒルムシロ科ヒルムシロ属 果実
(2017年5月撮影)
ため池の水面に葉を広げていた水草、赤いのがフトヒルムシロ、緑はなんでしょう、ここにスイレンが咲いていたけど葉が違うな
花穂が出てきています、赤い葉は縁が波打っているのでやはりフトヒルムシロ
水が透明で波が全く無かったので全体の様子がよくわかりました、野生の水草でこんな様子が撮れるのは滅多にありません
浮葉は長楕円形?広楕円形、沈水養は下から線形?狭長楕円形?倒披針形と形態が変化、無柄だけどこれは柄があるように見える、ヒルムシロは有柄だが葉が違うな
おたまじゃくしが空を飛んでいるようです
花穂の様子、もう咲いているかな、手前の水面に鏡のように写っている
(2017年5月撮影)
溜池に葉を広げているフトヒルムシロ、今まで別の溜池で一度だけ見ていましたが全く近寄れず、あまり足を運ぶこともありませんでした
水面に浮かんでいる浮葉、水中には枕水葉があり区別にはそちらの方が肝心のようだ。浮葉は楕円形で縁が波打ち赤みを帯びているのも多い
水面から花穂を直立させる
この日は無風で水面が鏡のよう、反射して写っています
望遠で撮ってみましたが何とか花が咲いているのは分かる。かなり特異な構造をしているようでマクロで撮ってみたいよ〜
手を伸ばして何とか一株引き上げてみました、沈水葉はついてなかった
これが托葉でしょうか、長さ4−8cm,やや固く宿存する傾向が強いそうです。ヒルムシロの托葉は膜質で腐朽しやすいそうです
(2016年5月撮影)
溜池に広がった赤っぽい葉、フトヒルムシロです。初めての花ですが全く接近かなわず
水面から花穂が突き出ています、4倍望遠ではこれが精一杯
こちらは白くなっている部分があり花が開いているんでしょうか。ヒルムシロと名が付く植物は幾つかあるようですがフトヒルムシロは浮水葉が赤っぽく縁が波打つのが特徴のようです。水中に沈水葉があり全く違う形をしています
果実(2022年4月撮影)
池に一面に広がった赤っぽい葉、フトヒルムシロのようです
フトヒルムシロは葉の縁が波打つことが多いがこれはそうでもない、ヒルムシロは葉がもう少し細長いようです、最終的には沈水葉の葉柄を確認する必要がありますが
問題はこの緑の葉、シロツメクサだと思うけどこんな水の中で生えることはない、シロツメクサが生えている場所に水が流れ込んだとしたらフトヒルムシロが生えることもないだろうし、葉柄がちぎれているのもあるからどこかから流れてきたのかな、その割にはいきいきしてますが
これは花ではなく果実、水中に太い果柄が見えています、さすがに果実が水中ではまずいか
色の悪いとうもろこし、昆虫が食べるには大きいだろうし鳥が食べるのかな、それとも水に流れていくのか
色の悪いのをあげてみました
前のが未熟な状態、こちらが熟しているんでしょうか
種子なのかな、果実なのかな、大きさは3,4mm、特に模様もない
果実(2017年5月撮影)
花穂だと思ったけど果実に生っていました、昨年のが残っているんでしょうか
画面上部に見えるのが果実かな、4つあり花柱が残る、翼のある果実のようにみえるのは葯隔かもしれない。発芽率は悪く殆どシードバンクを形成するとか

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