フタバアオイウマノスズクサ科カンアオイ属
(2021年4月撮影)
初めてのフタバアオイ、帝釈峡で多く生えていました
名前のとおり2枚の葉
二又になっている葉柄の間から一つの花を咲かせる、花はお椀のような姿
蕾の頃は毛が多い、花柄にも長毛が生えている
開き始めた花、花弁はなく萼片で裂片が3裂する
萼裂片が萼筒に密着、今までネットで見ていて初めからこの姿だと思っていました(汗)
他の花も見ていると確かに萼裂片が萼筒に密着しています
雌しべは6本、白く見えているのが柱頭でしょうか、毛状突起が生えている、下部に見えているのが雄しべで12本ある、開き始めたばかりの花ではまだ寝ています
雄しべはだんだん立ち上がり葯を柱頭に密着させる、上部白い粒々のように見えているのが花粉のようです
雌しべの周囲は花粉ばかり、柱頭は黒っぽくなってきている
これはもう終わりの頃、下の方に見えているのが花糸でしょうか
まるでハートのような卵円心系の葉、まさしく葵、因みに徳川家の家紋三つ葉葵は木の葉をモデルにしたとか

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