ホワイトレースソウ
(オルラヤ・グランディフローラ、ハナガサゼリ)
セリ科オルラヤ属
(2022年6月撮影)
道端に咲いていた白い花、一瞬ハナウドかと思いましたがこんなに背が低いわけはなく秋吉台でも見かけていたホワイトレースソウでした
花序の周辺の舌状花が大きくなって目立つが装飾花と生殖花に分かれているわけでもなさそう
一つの花でも外側の花弁が大きくなる、花弁はハコベのように2深裂している
花の盛期には突き出た雄しべばかり目立ちます
子房に棘のような毛が密生しています
子房に棘のような毛が密生しています
上から見ると糸のようなのが伸びています
雌しべの花柱でした、180°反対方向に伸びています、柱頭が僅かに膨らんでいる、3枚目の写真でも短い雌しべが見えていますがここまで伸びるとは
(2019年5月撮影)
道路脇の舗装隙間に白い花が咲いていた。てっきりノラニンジンかと思ったが違っていた。セリ科なのはわかったので調べてみると名前はすぐわかったがこの名前がややこしい。学名Orlaya grandiflora、この読みがオルラヤ・グランディフローラだったりオルレア・グランディフローラだったり、更に和名もホワイトレースソウだったりホワイトレースフラワーだったり。タイトルは一番短いのを選択
小花序が集まった大花序、外側の花弁が大きくなっている
外側の花弁は2深裂
外側の小花序も内側の花弁は小さい
中央部の花は小さくセリ科らしく花弁が2つ折になっている。雄しべは出ているが雌しべはまだ出ていないかな、セリ科だから2本あるはず
大花序にも小花序にも総苞がある、総包片には白い縁取りがある
2−3回羽状複葉、細かく裂けています
側の斜面の草むらにも咲いていたが大群生しているほどではない、ここは要注意観察

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