ホテイアオイミズアオイ科ホテイアオイ属
(2016年7月撮影)
池に群生していたホテイアオイ、増えすぎたのかすっかり引き上げられていました。3日前北人の話しによるとその時はまだ花は咲いていなかったそうで危機を感じて花を咲かせたのでしょうか
水上に咲いていると撮りにくかったですがこの状態では撮り放題
6枚の花被片の内上の一枚だけに斑紋、まるでロウソクのようです。蜜標なんでしょうが日本では花粉を運ぶ生物がいないとか
雄しべは6本で雌しべより長い3本と極端に短い3本があります。長花柱花、中花柱花、短花柱花の3タイプがあるそうで日本では長と中だけだとか、これは中花柱花になるんでしょうか
葯や柱頭が上向きになっている、花糸に腺毛がビッシリ、柱頭に毛が生えている
花柱にも腺毛が生えているようです
花筒基部外側にも腺毛が生えている、こんなに腺毛が多いとは思わなかった
(2013年8月撮影)
秋吉台では初めて、と言うより野生のは初めて見たホテイアオイ。池の向こうに咲いていたので望遠で撮影
こちら側にも咲いていたけどうっかり近づくと池ポチャになりそうなので慎重に近づく
花序全体が1日で咲いて次の日は萎れるそうですが幸い下の方になんとか残っているのがあった
6枚の花被片のうち一番上の1枚に模様があります。まるでロウソクみたい
3本の雄しべ、花糸は先端ほど紫色になり毛も生えているが腺毛だそうです。雌しべはその半分くらいで透明感のある柱頭を持っている。実は雄しべは6本で残り3本は基部に短いのが見えてます。こういう配置を中花柱花とよぶそうです

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