ホソアオゲイトウヒユ科ヒユ属
(2016年9月撮影)
草丈2mになろうかというホソアオゲイトウ、ヒユ属の区別は難しいですがこんなに高くなるのはホソアオゲイトウでいいかな、ホナガイヌビユでさえ1m程度、最も図鑑などに載っている草丈はあてにならないことも多いですが
茎の先や葉腋に穂状の花を多数つける、穂が紫色のをムラサキアオゲイトウと呼ぶそうです
雄花雌花両性花が混じる、雄しべは明らかだけど白くブラシ状に見えているのが雌しべでしょうか。刺状に見えているのは苞で花被片はそれより短い
これは雄花でいいかな、花糸にそって幅広く見えているのが花被片でしょうか
菱状卵形の葉、先は尖り長い葉柄がある。茎はしばしば赤みを帯びる
茎は無毛、若い枝や茎には軟毛が生えるそうです
(2015年8月撮影)
初めはホナガイヌビユかなと思って撮ったのですが
茎に軟毛が生えています、ホナガイヌビユは無毛。これは違うけどヒユ科だろうなと思って調べてみるとどうやらホソアオゲイトウのようです。初めての花だけど普通に見られるから単に撮ってなかっただけだろうな
アオゲイトウは花穂が横に広がるがホソアオゲイトウはあまり広がらないとか
こういうのを撮るのは殆ど気分次第、花穂の中の雄しべが花のように見えてので撮ってみました
緑色の穂の中の雄しべの白い薬がほんと花のように見えます。拡大すると駄目ですけどね
花穂の中に雄花雌花が混在、両性花もあるそうです。白く刺状に見えているのが雌しべのようです
柱頭は3裂、もう花粉が付いているんですかね。褐色のは雄しべの葯
葉は菱状卵形、先がやや尖る。ホナガイヌビユも同様ですが先が僅かに凹むこともあるようです

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