ホンゴウソウホンゴウソウ科ホンゴウソウ属 果実・種子
(2021年7月撮影)
去年と同じくらいに咲いていたホンゴウソウ、と言っても絶対数が少ないですが
来るのが早かったのかまだほとんど咲いてなかった、一番下の花が僅かに開きかけています
ハエが止まっていました、光を必要としない菌従属栄養植物とは言え花粉を媒介してもらうためには昆虫が必要、この子は蜜を求めてきたのかそれとも偶々止まったのか
前回あまり咲いてなかったので10日後もう一度来てみました。いつもの場所より離れた場所で群生していました、同じ希少種のヒナノシャクジョウと同居しているという奇跡、この日はヒナノシャクジョウも撮る予定だったのでそれでなければこの場所に気が付かなかったかと思う
30cm四方の場所に10株以上咲いていました、こんなに群生しているのは初めてみました、ここも去年の株が残っているから去年も咲いていたんだろうけど気が付かなかったな
雌雄異花で下の方に雌花、上の方に雄花を付けます、大きさは2mm程度
棘を出したような雌花、棘のように見えるのは花柱です
雄花は花被片が反り返る
雄花から突き出ているのは花糸なのか葯なのか
白いのは花粉でしょうか、初めてみました
帰り際に光が当たってきたのでもう一度撮ってみました、写真で見ると赤い茎が目立ちますが肉眼だと経っている状態ではまず分かりません、光が当たってもそうだから当たってないともっと分かりません
帰り際に光が当たってきたのでもう一度撮ってみました、写真で見ると赤い茎が目立ちますが肉眼だと経っている状態ではまず分かりません、光が当たってもそうだから当たってないともっと分かりません
日が当たってないとブレ写真ばかりでしたが日が当たると何とか撮れました
(2020年7月撮影)
いつもの場所のホンゴウソウ、これは高さ3cm程だがまだあまり花が開いていない
これは大分咲いています、木漏れ日が当たっていい雰囲気
今年は平年並みに咲いていた、少ないけどね
日が当たっていると赤っぽくなって綺麗ですが当たってないと黒っぽく目立ちません
雌雄異花でこれは雌花、棘のように出ているのが花柱、果柄基部のは苞葉でしょうか
大きさは1.5mm程、こんなに小さいのに全体にピントがあっていない
上部の方に雄花、果柄が雌花より細いようです
花弁が反り返り雄しべが出ている、知らないでみたらこちらの方が雌花に見える
最上部も雄花のはずですが子房の粒々が見えているから雌花かな
(2017年7月撮影)
薄暗い林床に生えているホンゴウソウ、目の前にあってもなかなか認識できません、右下に見えているのはヒナノシャクジョウ、まだ花は開いてなかった
雌雄異花で頂部に雄花をつける
同じ株を別角度から、木漏れ日が当たってかなり赤く見えていますが実際はもう少し黒っぽい
右側のが雄花、雄しべは3本あるそうですがこれでも一応開いているんだろうな、左側のは別株ですが雌花です
10日後もう一度来てみました、同じ株です
下の方に雌花が幾つも開いています
半球形で突起のような花柱が突き出ている、花柄の基部にあるのは苞なんでしょうね
こちらは別の株、茎の途中にあるのは鱗片状になった茎葉、葉緑素はなくこれも菌類従属栄養植物です
超ミニひまわりのような雌花、周りの三角状のが花弁で6枚あります、今までで一番鮮明に撮れたかな
ヒナノシャクジョウと同居、こちらは白いのですぐわかりますが左に見えているホンゴウソウは分かりにくい、でもどちらも超希少な野草が同じ場所で見られるという贅沢な場所
すぐ近くの場所、縮小するとわからなくなるので画像を少し大きくしてみました、矢印がそれで5ヶ所6株見えています
横から見るとこんな感じ、最近石垣島で新種が発見されたそうですが専門家とは言えよく見つけたなと思う、場所が分かっていてもほんと目を近づけないと見えませんからね
これは別の機会に撮ったもの、雌花は刺状の花柱が多数出たクリの毬のよう、花柄の基部に見えているのは苞葉になるんでしょうか。左に見えているのが雄花かな
これも多分雄花
これも雄花、先端が尖って反り返っているのが花弁でしょうか
果実(2012年9月撮影)
ついに見つけたホンゴウソウ、興奮のあまりブレブレになってますが
残念ながら花は終わり実になっていました、今からもう来年が楽しみだ
クサイチゴのような集合果
アップに耐えられないブレブレ写真だけど一応記念ということで(笑)

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