ボタンクサギシソ科クサギ属
(2018年7月撮影)
湿っぽい杉林に群生しているボタンクサギ、観賞用として導入されましたが各地で野生化しています
半球形の花序、スポットライトが当たったように輝いている
上から見ると真ん丸な花序
下から見ると花筒が随分細く長いのが分かる
まず雄しべが出てくる、数は4本
雄しべの後から雌しべが出てくる、柱頭は2裂、この時雄しべは花糸が丸まっている。花はあまりシソ科らしくありませんがこの柱頭だけはシソ科ですね
花冠は5裂、初めは左の花のように内側に軽く曲がる程度ですが時間が経つと右の花のように強く曲がって円筒状になります。雄しべの変化の様子もよくわかります
花冠は丸ごと落ちる、普通は花柱が残ることが多いがこれはそれも落ちている。右側の花は先端に花柱が出ていますが花筒基部にも花柱基部が見えている、どれだけ長いんだか
葉は対生で広卵形、はっきりした鋸歯がある

inserted by FC2 system