ヒシミソハギ科ヒシ属 果実・種子
(2021年9月撮影)
溜池一面に葉を広げたヒシ、大抵の溜池で見られますがまず近づくことは出来ません
もう花期は終わりの頃だろうに沢山の花を咲かせていました、溜池の水が大きく減っていたけどそれも一因なのでしょうか
水が減っていたおかげで近づくことが出来ました、これで一株、四方八方に葉を広げています
花は一株に一つだけ咲くのでしょうか、花はあまり開きません
4片の花、昆虫が来ていますがさすがに蟻とかいつも見かける昆虫は来ていません、やはり羽を持つ昆虫じゃないと無理か
4本の雄しべに大きな柱頭が見えています、花弁の裏に水滴が付いていますが蕾の頃は水中にあったんでしょうか
花柄が太く剛毛が生えている、萼片にも毛があるかな、手前のは見えてないけど左側のは萼片の毛でしょうか
菱形の葉、というよりこの形に似ているから菱形の言葉が出来たようです。前側に大きな鋸歯がある、葉柄に太い毛が生えている
葉柄の一部が膨らみ浮嚢となっている
生え始めたばかりの葉、まだ菱形ではなく長三角形、鋸歯も見当たりません
(2017年8月撮影)
溜池一面に葉を広げたヒシ、白い花が出ているのが何とかわかります
手前に咲いているのを望遠で撮影、それでもこの程度、大抵の溜池でヒシは見られますが近づくのはまず不可能
これは小さな池に生えたヒシ
ここは腕を伸ばせば何とかマクロで撮れます、でもデジカメを池ポチャしないか心配
花弁は4枚、雄しべは4本、雌しべは見えていないかな、花よりも果実を見てみたいけど未だ未見
菱形の語源となった葉、葉柄の途中に膨らんだ浮嚢がある
(2016年8月撮影)
池一面に葉を広げたヒシ、溜池などでも普通に見られますが水量が多いと水温が上がるのが遅いせいか花が咲くのも遅くなるような気がする、花が咲いても全く近寄れないですけど
葉はロゼット状に広がり中央部に1日1つずつ花を咲かせる1日花
水面から僅かに突き出る、萼片は4枚で外側の2枚が刺状になり果実期に残ります
花弁は4枚、隙間があるけど水は入り込まないから余程水を弾くんでしょうね
雄しべは4本、中央に丸い柱頭が見えている
花糸は意外と太い
名前の通り菱型の葉、葉柄途中に浮嚢がある
果実(2017年10月撮影)
前から見たかったヒシの実、やっと見つけることが出来ました、左側はまだ葉が残っていますが右側に実がなっています
2本の棘がある、太い部分は果柄で先端が果実、水中に沈むそうでそりゃなかなか見られない
両手を上げてバンザイしているよう、ヒシ属は幾つも種類がありどれも変異が大きくて花や本体では区?不可、果実で区別するけどそれでも困難なことも多いとか
一つ採ってみました、まだ未熟のようです
切断してみました、白い部分が果肉にあたるんでしょうか、ここは食べられるそうです、茶色いのが種子?、十分確認してなかった

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