(2019年7月撮影) |
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咲き始めたヒオウギ、最近は専らここで撮っている、概ね早く咲くし歩く距離が比較的短くてすむし
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上部で枝分かれして幾つもの花を付ける、蕾が多く見えていますが同時に咲くのは数個程度
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苞から数個の花を出す、見えているのは長い花柄
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緋色の花、濃橙赤色の斑紋がある。少し大きい外花被片と小さい内花被片に分かれる
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下側の花被片基部に見慣れない模様がありました、近寄ってみると蜜が流れ落ちているようです
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花被片根本に確かに蜜が溢れています、初めて気が付きました
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花被片が5枚のがありました
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花被片は平開、雌しべ1本、雄しべ3本
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花柱は上部が円錐状に広がりまるでクラッカー
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柱頭に毛が生えている
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上から見ると柱頭6つ、正確には3つの柱頭でそれぞれが2裂しているようです
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柱頭の毛ドアップ
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柱頭に力を入れすぎて雄しべの葯のドアップしてなかった
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雑巾を絞ったような花後、これ一つだったので咲き始めたばかりのようでした
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葉は互生し扇状に広がる、これを古代の宮中で使われた扇に見立てて檜扇、でも緋扇と書くこともあるようです
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(2017年7月撮影) |
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夏の台地上を代表する花ヒオウギ、これは随分花付きが良くて見応えがありました
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斑紋の有るオレンジ色の花、外花被片と内花被片に大きさの違いがあります
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雄しべは3本、ユリ科の雄しべの葯は中間についていますがこちらは端についています、雌しべは初め立っていますが時間がたつと横向きになります
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やはりこの花は青空の元で見たい、暑いけどね
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別の場所、ヒオウギは少ないので見ている場所は大抵覚えていますがここは初めてかな
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オレンジ色は株によってかなり濃淡がありますがこれは随分濃い
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雌しべの柱頭は3裂、それぞれが筒状になっていて先端に毛が生えている
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開花直前の花がありました、下に緑色の子房が見えている
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1分後花被片の1枚が開いていた、音はしなかった(当たり前)
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花後も面白い、まるで雑巾を絞ったように捻れています、花弁に含まれる栄養を絞って子房に送り込んでいるのなら面白いのですが
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(2016年7月撮影) |
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草むらの中に咲いたオレンジ色の花、夏の秋吉台を代表するヒオウギ、数は少ないですけどね
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頂部で枝分かれして数個の花を咲かせる、これは4つも咲かせていてなかなか豪華
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ヒオウギとしてもかなり赤みが強い
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この赤い花が咲き始めると本格てな夏の始まり
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雄しべは3本で直立、雌しべは寝ています。ネットなどで見ると雌しべも直立しているのも多いですけどね
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柱頭は3裂、これに対応して果実も3室からなります
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この直前まで雨が降っていたけどこの頃から青空が広がってきた、やはり青空が似合う
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梅雨明けを予感させる青空、実際の梅雨明けは3日後となりました
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後日別の場所、前のもそうですがこれも毎年花を咲かせてくれます
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上部で数個の苞をつけ花を咲かせる、一つの苞で同時に咲くのは一つでしょうか
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花後は雑巾を捻ったようになる。まだ花被片の中に残っている栄養を絞り出して果実に送り込んでいるのかも、勿体無い精神の発露(笑)
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果実・種子(2011年9月撮影) |
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ヒオウギが真っ黒な実を付けていた
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これが万葉集に歌われた射干玉( ぬばたま)、艶やかでまさしく黒い真珠
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黒い宝石と言っても過言でないかな
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黒い果実も青空に似合う
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