ヒナランラン科ヒナラン属 果実
(2022年6月撮影)
この日の主な目標の一つヒナラン、でも数は多いしあっさり見つかるで価値がちと減った(笑)、丸い葉はマメヅタ
タツナミソウ程ではないですが花序は片側に偏る
円錐状に花序を付ける、花の数は5−30個程、これは2つ重なっていますが右側のは20個以上咲いています
これは3個だけ
花は小さい、長さで5mm程度、正面から見ると更に小さく
唇弁中央裂片が長く突き出る、背後に白い距がある
唇弁は3裂、中央裂片が大きく基部は白い
正面から、左右に側萼片、上に背萼片、その下にあるのが側花弁、奥に見えているのは花粉塊か
1株に1枚だけの葉
午後日が当たってきたのでもう一度撮ってみました
側花弁が重なっている様子が分かるでしょうか、唇弁には突起があるかな
奥に見えているのは2個あるから花粉塊のようです
突き出た唇弁や距の様子がよく分かる
ピントがあってませんが距に蜜が溜まっているのがわかります
(2017年6月撮影)
初めてのヒナラン、花にピントがあっていませんが思ったより小さく可愛かった、葉は長楕円形〜広披針形、下部に1枚だけつきます
上部に十数個の小花をつける、片側に偏ってますがここは斜面で下方より広い空間に向かっているようです
長さは4,5mmでしょうか、下唇が3裂
ラン科と言うことを考えると上や左右のは萼片で内側に見えているのが側花弁でしょうか
別の株、一株に1枚の葉と言うことを考えるとここに2株、手前の葉は花茎を伸ばしてないようです
こちらは少し赤っぽかったけどカメラのカラーバランスのせいかもしれない
花の奥に蕊、じゃなくてラン科だから蕊柱かも
花の背後に白い距が突き出ている
果実(2022年7月撮影)
花を撮ったのと同じ場所、これもすっかり果実になっていました
まだ未熟な果実、結実率はよさそうです
下側のは果実が捻れているが上のは真っすぐ、先端に花の痕が残っている、垂れ下がっているのは何でしょう、唇弁なのかな
縦に裂けるので既に溝が走っています

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