ヒナゲシケシ科ケシ属
(2021年5月撮影)
真っ赤な花を多く咲かせていたヒナゲシ、ここはいつも車を停めている場所の側、去年まではなかったかなと思う。野生状態のもあるそうですが流石にこれは多すぎる、近所の人が種を撒いたんでしょうか
一株だとこんな状態、高さ5,60cm程、初めての花なので撮ってみました、とは言っても私のことだから綺麗な花を撮るなんてことは二の次(笑)
これで大きさは6,7cm、4弁花、花弁基部に黒地に白い縁取りの斑紋があります
雌しべを取り囲む多数の雄しべ、花粉は濃緑色で下に落ちています
ケシ科らしい筋状の柱頭、これは15本ありますが数は一定ではない、下の緑の部分は柱頭盤と言うそうです
蕾の頃は下を向く、萼片は2枚
瘤状突起から赤い剛毛が生えている
花柄にも同様の瘤状突起と赤い剛毛
蕾はだんだん上向きになっていきます、その頃は毛は剛毛という感じはなく弱々しくなっています、もう守る必要はなくなったんでしょうか
花が咲くと萼片は脱落するようです
花弁も落ちた所謂芥子坊主、河童の頭だ
これは柱頭が12本、細かな突起が多数ある
茎生葉は長楕円形で羽状に深裂、細かな鋸歯がある

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