ヒメツルソバタデ科イヌタデ属 |
果実・種子 芽生え 草紅葉 |
(2016年12月撮影) | |
年中咲いているヒメツルソバですがやはりヒマラヤ原産のせいでしょうか冬に綺麗になるような | |
真ん丸な花序は大きさ1cmくらい | |
あまり開いていない花が多いですがここのはどれもよく開いていた | |
3裂した柱頭に8本の雄しべとイヌタデ属らしい特徴 | |
花柄に腺毛が生えてます、写真で気がついたのでピントがあってない | |
(2015年10月撮影) | |
秋吉台では初めてのヒメツルソバ、多分今まででも見ていただろうけどわざわざ撮ることもなかった | |
1年中花を咲かせているけどやはり冬場が綺麗かな、さすがヒマラヤ原産 | |
球形花序が可愛い、葉と言い花序といいイヌタデ属のイメージではないですね | |
卵形の葉にはV字型の斑紋がある、この点はイヌタデ属らしい。色は黒でなく紫色ですが | |
綺麗に紅葉している | |
小さな花、これもイヌタデ属らしい。柱頭は3裂しているかな | |
果実(2016年12月撮影) | |
ヒメツルソバを撮ったのは果実(痩果)を見るため、開いた花では果実はまだだろうと思って枯れたのを探してみたがごく僅かでした | |
如何にも花被片に包まれた果実が入っているよう、分かりにくですが右側に露出した黒い果実が見えています | |
ばらしてみました、花被片に包まれた果実 | |
右側のは初めから露出していた果実、他のも指で擦ってみたのですが花被片が巧く取れなかった | |
大きさは1.5mmと極小、扱うのが難しい。右側に花被片が残っていますがそちら側が3稜になっているがあまり目立たない | |
芽生え(2019年7月撮影) | |
7月4日 | |
我が家の前、ヒメツルソバが道路まで伸びていたのでカットしたらその下から大量の芽生えが | |
当然これはヒメツルソバの芽生え、こんなの沢山の種子が埋まっていたのか、今まで光が当たらなくて芽生えなかったんだろうな | |
まだ全て子葉だけの状態、葉の縁や茎に腺毛が生えています、これには驚いた、今まで子葉は多く見てきましたが腺毛が生えているのを見たのは初めてでしょうか | |
太く短い腺毛 | |
7月12日 | |
8日後、3枚のがありました、本葉が出てきました、右の株の右のが本葉のようです。ただこの時点であんなにびっしり生えていたのがかなり減っていました | |
このくらい大きくなると本葉と子葉の違いが分かります、子葉は主脈がはっきりしない | |
本葉にも腺毛が生えていますが子葉のと比べて細く長い | |
7月23日 | |
更に11日後、残っているのは数株程度でした、大量に出過ぎて栄養が足りなかったか虫に食われたか | |
この時点でまだ子葉が残っている | |
虫に食われた本葉がありました | |
7月29日 | |
最初の日から25日後、本葉が何枚か出ていて子葉は見られなくなりました。結局生き残ったのはこの一株だけでした | |
草紅葉(2020年11月撮影) | |
年中花を咲かせているヒメツルソバですが秋になると綺麗に紅葉します | |
この株はまだムラがありましたがこれが真っ赤になっていました | |
こちらは全身真っ赤っか | |
ちょっと日の当たり方が悪いですがきれいな赤でした | |
主脈も真っ赤っか、葉の縁や表面に毛が生えている、花の時にここまで確認したことなかったな | |
日に透かしてみましたが表が十分赤かったのでそれほど変わらず | |
茎まで真っ赤っか | |
草紅葉(2015年10月撮影) | |
卵形の葉にはV字型の斑紋がある、この点はイヌタデ属らしい。色は黒でなく紫色ですが | |
綺麗に紅葉している |