ヒメスイバタデ科ギシギシ属
(2022年5月撮影)
道端に生えていた赤い野草、スイバだろうなと思いました
でも草丈が2,30cmと小さい、ヒメスイバでしょうか
葉の基部が耳型に張り出しています、ヒメスイバ確定、普通に見られるそうだが秋吉台では一ヶ所で見ているだけ、初めての場所で見つかるのもラッキーかな
枯れかかった葉は根生葉でしょうか、花期にはなくなるかな
雌雄異株でこれは雄花、6枚の花被片、6本の雄しべ、葯まで赤い。花が小さくて雌雄が分からず適当に撮りましたが雄花しかなかった
花被片に大小があって外花被片と内花被片に分かれています、スイバと違い内花被片が伸びて果実を包むことはないそうです、これは雄花だから果実はないですが
(2018年4月撮影)
花壇に群生していたヒメスイバ、ユーラシア原産で明治初期には入ってきたそうですがあまり見かけませんね、見かけはスイバと似ているから見逃しているのかな
隙間にも生えていました。根生葉の広がりや茎が立ち上がる姿などが分かります
スイバとは葉の形が全く違います、古代の武器である鉾に似ています
雌雄異株でこれは雌株、ここでは雄株は見当たらなかった
糸状に突き出た花柱、スイバと違い花被片は反り返っていないようだ
糸状の数もスイバより少ないかな、細かな凹凸があり花粉を捕まえやすくしているのかな
(2017年4撮影)
初めてのヒメスイバ、ここに群生していました。しょっちゅう脇を通っていたのに全く気が付かなかったな、車で通りながらだと難しいけどね
これで草丈3,40cm、大きくても50cm程度でスイバと比べるとずっと小型です
雌雄異株でこれは雌株、雄株は見つからなかった
赤い花被片から出ている糸状のは柱頭、スイバと違い赤くならないようです
スイバの外花被片は反り返りますがこちらは殆ど開いてない、柱頭は3つあるようです
葉は鉾型で基部が耳状に張り出す、葉自体2−7cmと随分小さい。これが一番の区別点だと覚えていましたがそれ以前にイメージが全然違っていました

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