ヒメオドリコソウシソ科オドリコソウ属 シロバナ
芽生え
(2020年3月撮影)
この公園内ではまだ散発的にしか見られないヒメオドリコソウ
ホトケノザを撮った後だったのでこれも雌しべに挑戦
幸いというか花弁が毛虫に食われて蕊が見やすくなっていた、毛虫さんは強制退場(笑)
長短2組の雄しべは分かるけど雌しべはわからない
上唇を取り除いてみましたがそれでもよくわからない、これも葯に毛が生えている
もう一つの花、上から3番目に見えているのが雌しべかな、2裂した柱頭がわからないので確信はありません
なんと2番目の写真の左側の花に2裂した柱頭を持つ雌しべが写っていた、現地では全く気が付かなかったよ(^^;)
(2017年2月撮影)
家の近所では殆どお目にかからないヒメオドリコソウ、この公園でも少ないですが以前よりは増えてきたような気がします、それでもまだパラパラ程度ですが
上部の葉が赤っぽくなることも多いのでちょっと不気味ですが花自体はシソ科らしく可愛い
オドリコソウよりはホトケノザに似る花、ホトケノザは花筒部分が長く伸びますがこれはそれ程でもありません
長短2組の雄しべとこれもシソ科らしい特徴
雌しべは見えてないかな
これは閉鎖花でしょうか、ホトケノザは閉鎖花が普通に見られますがこちらはあまりないようです
(2016年3月撮影)
オオイヌノフグリやフラサバソウに混じって咲いていたヒメオドリコソウ、近所ではそれ程多くはありません、秋吉台でも見ているけどまだ撮ってなかった。
頂部が赤紫色になることが多いが緑色のもあります
上部で葉が密集しその間から花が出てくる独特な姿
下唇先端が突き出たシソ科らしい姿、左右の唇弁が突起状に突き出ている。上唇には毛が多い
上唇に沿って雄しべや雌しべが伸びているのもシソ科らしい。雄しべの花糸も4本見えている、中央に花糸に比べて細く見えているのが雌しべの花柱でしょうか
オドリコソウよりはホトケノザに似ています。左に見えているのは閉鎖花でしょうか
卵円形の葉、葉だけでなく葉柄にも毛が多い。鈍い鋸歯があるが更に裂けたモミジバヒメオドリコソウがあるそうだ
ホトケノザとのツーショット、お互いに怒鳴り合っているようです
白花(2023年4月撮影)
ネットでヒメオドリコソウにも白花があるんだと知ったのは今年の初め頃、見てみたいなと思っていたら早速見つけました、他の野草に混じって一株だけ咲いていた
花が丸ごと落ちていますが萎れて白くなったわけではない
他の花も全て白色
花筒に赤い筋が僅かに残っていますがもう十分白花でいいでしょう
正面からドアップ、花糸に斑紋があると思ったけど花粉がついているのかもしれません、白花じゃないとその様子はわからなかったかも
更に下からドアップ、こういうアングルはスマホでは撮れない
普通の色のヒメオドリコソウとのツーショット、普通のはこの辺りにたくさん咲いていました
見つけたのはこんな場所、立った高さからの撮影、画面中央下の方に白花があります、桜の花びらや他の野草も咲いているしその中に紛れそうですが我ながらよく見つけたもんだ(笑)
芽生え(2014年3月撮影)
ヒメオドリコソウの側に見える双葉、これが芽生えだろうな
実測してないけど凡そ1cmくらいと意外と大きい。芽生えハンドブックによると広卵形から楕円形だそうだ
先端に微突起がある
子葉は無毛だが出始めたばかりの本葉は既に毛が生えている

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