ヒメノダケセリ科シシウド属
(2017年7月撮影)
草むらの中に生えているヒメノダケ、本来は日当たりの良い草原に生えるそうです、ここも本来の自生地ではなく阿蘇から芝生を運んだ時種子が紛れていたとか
同じセリ科のミシマサイコをそっくり白くしたような花
ノダケに似ているからヒメノダケだそうですがとても似ているとは思えないな
複散形花序、総包片はないそうですがこれは1枚見えてます
小総包片はこれは1枚だけ見えていますが普通5枚程度あるようです
セリ科らしい花、花弁が内側に反る、左下の端は未熟な雄しべが見えていますが右上のは花盤から2本の雌しべが突き出て雄しべはすっかり落ちています
花弁の裏や子房、小花柄に毛が生えている
葉は羽状複葉だそうですがこんな葉しかありません、間違えていないと思うのですが
(2016年8月撮影)
初めてのヒメノダケ、九州の草原に多いそうですが秋吉台には遊歩道を整備する際、阿蘇から導入された芝とともに入ってきたそうです。名前は知っていたが竹とは思わなかったけどシシウド属とは思わなかったな
複散形花序、とにかく花が小さい、ミシマサイコの白花のような雰囲気。本来なら小さなノダケなんでしょうけどノダケとは随分イメージが違うな
総苞片はなく線形の少総苞片がある
花は2mm程度、花弁は5枚で内側に曲がっている。雄しべは5本だが落ちているのも多い
こちらは雄しべが落ちて雌しべが突き出ている。花盤が2裂しているのも分かります
羽状複葉だそうだけど3小葉のしか見かけなかった、もっと下の方の葉を見なければ駄目だったかな

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