ヒメナベワリビャクブ科ナベワリ属 果実
(2023年5月撮影)
去年も一昨年も撮ったヒメナベワリ、多分同じ株、一昨年と去年のとを比べると葉が増え大きくなているが今年のは葉は増えているがそれ程大きくなっておらずそろそろ打ち止めか
これで高さ30cm程度ですがこうやって下から撮るので頭の中でイメージが随分大きくなっているようです、そのせいかここも往路で見逃し復路で見つけました、今回はしっかりイメージを頭に植え付けておいた
そろそろ花の終わりの頃のようで未熟な果実も出来ていたけど花も3つ咲いていた、花の大きさ7、8mmの割に花柄が随分長い、花が揺れるだろうから飛翔能力の高い昆虫じゃないと花にたどり着けないのでしょうか、昆虫にとってそんなに魅力のある花とも思えませんが
4枚の緑色の花弁が平開、4本のお蕊は花糸が太い
もう一つの花を見ると花弁が外側に大きく巻き込んでいるのがわかります、淡褐色のは萼片でしょうか
雄しべにピントがあいました、こんなに花糸が太いのに葯はそれ程でもなく、オレンジ色の花粉が出ている
雌しべは見えないかな
(2021年4月撮影)
これも花が見えたので撮ってみましたが名前だけは知っていたナベワリだとすぐ分かりました
これで高さ20cm程、花被片が小さいのでヒメナベワリでした。初めての花だけどビャクブ科というのも初めて聞く科名
それにしても長い花柄、なんでこんな長さが必要なのかと思う程
でも全部が花柄ではないようで上の方に黒っぽく見えている辺りまでが花筒、その上が花柄のようです
花被片は反り返り4本の雄しべが突き出る、余計なものがついていますが取り除けばよかった
ごっつい葯、一応2室のようです、花糸が随分太い
こちらはだいぶ葯らしく見えます、花糸の間に三角状のものの先端に黄色く見えているのがありますが子房と雌しべでしょうか
葉は互生で卵形〜卵状惰円形、平行脈が目立つ
(2022年6月撮影)
多分去年と同じ株のヒメナベワリ、こんなにハッキリしているのに何で見逃したんだか、去年と比べると葉の数が増え大きくなっているようです
花は4月なのですっかり終わり果実がなっています、これも見たかった
長い果柄を伸ばして未熟な果実をつけています、大きさ1cm程度
果柄の途中に仕切りのようなのがあります、それから先が花筒、根元部分が本来の果柄
まだ花被片が残っています、花筒の基部が太くなっている
これで赤ければイチゴですね、熟したのを見たいけど9月にも来ているけど見かけなかった、さすがに貴重品なのでカットできず

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