ヒメミカンソウコミカンソウ科コミカンソウ属 果実・種子
(2016年8月撮影)
コミカンソウと一緒に生えていたヒメミカンソウ、右側に長く伸びているのがそれで左下や右下に見えているのがコミカンソウ
時期が遅くて既に実が生っている、コミカンソウは枝にしか葉がつかないがヒメミカンソウは茎にも葉がつく、長楕円形〜披針形
葉腋に雄花と雌花が混在、雌花は既に子房が膨らんでいるが3本の花柱と柱頭が2裂している様子が分かる
花被片は4,5枚、雌花のは6枚あるように見える。直ぐ側には大きくなった果実、ミカンの房のような分割がある
コミカンソウは枝の下部に実がなりますがヒメミカンソウは特にその傾向はありません
(2014年8月撮影)
ヒメミカンソウの茎は普通斜上しますがこれは真直ぐ立っていました
草丈30cm以上あったでしょうか、見事なまで真っすぐ立ってます
おかげで花が撮りやすい、と言っても極小の花ですが。コミカンソウは雄花と雌花が分かれて咲きますがこちらは葉腋に混在します。上が雌花下と左が雄花、花被片は4,5枚、雄しべは2本、雌しべの花柱は三裂先端も二裂しているようです
こちらも左が雌花右が雄花、花被片の間に丸く見えているのが腺体でしょうか
コミカンソウは茎に葉がつきませんがこちらは茎にも横枝にも葉をつけます。既に緑色の実が生っている
(2013年8月撮影)
田圃脇に生えていたヒメミカンソウ
残っている花もあった。葉腋に雄花と雌花が混じって咲きます
大きさは1mmそこそこ、正面が雄花で左に隠れているのが雌花
横から。雄しべが突き出ている、手前に雌花
果実(2010年11月撮影)
これもため池側に生えているヒメミカンソウ
実が赤くなりはじめていますがコミカンソウほど綺麗ではない
花柄も長い
ミカンのような実、大きさ2mmくらい
別の時期、赤く熟している

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