ヒメクマツヅラクマツヅラ科クマツヅラ属
(2020年5月撮影)
空き地に生えていたヒメクマツヅラ、ミニ群生しています
上部で3分岐して先端に穂状花序をつける
分岐した茎の方が長く伸びているような気がする
クマツヅラの名がついていますがどちらかというのアレチハナガサ似、それより小型だからヒメアレチハナガサとしたほうがよかったかなと思う、花筒も萼の中に隠れています
花の大きさは1.5−2mm程、この後見たアレチハナガサの花が大きく見えたほどほんと小さかった
長楕円形の葉、ほぼ全体に鋸歯がある、あまり大きな葉はないようです
葉は茎を抱かない、茎は四角くあまり毛が生えていないようだ
花序の茎にも毛が少ない、全般にアレチハナガサより毛が少なそうです
根本から茎を分岐して伸びているようです
(2018年6月撮影)
秋吉台では初めてのヒメクマツヅラ、でもこのアングルでは全く分かりませんね。前回見つけたのは人に教えてもらってなのでこれが実質初めてかな
6日前来た時、全体に背が低く花序の様子や花の小ささからちょっと疑問に思っていたのですがヒメクマツヅラはすっかり失念していて成長の悪いアレチハナガサかなと思って写真に撮らず(^^;)、帰ってからひょっとしてヒメクマツヅラかなと思うようになりました
アレチハナガサに比べて花穂が細いですね、一番目についたのは枝分かれした花序の方が茎先端の花序より高くなること、アレチハナガサやヤナギハナガサとは逆です
枝分かれした枝の先が更に枝分かれしていますが枝分かれの方が高くなるとは限らないようです
花はあまり多く咲かせないようです、花筒は短く内部に毛が密生している
花の大きさは2mm弱でした、アレチハナガサは3,4mm程
やはり花冠丸ごと落ちるようです、萼に隠れている花筒部分はそれなりに長い
葉は対生し茎は抱かない、茎は無毛、アレチハナガサは剛毛があるそうですが感触が分かるような触り方したことなかったかな

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