(2022年6月撮影) |
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気紛れで入ってみた脇道に咲いていたこの花、フシグロに似ていますがどうやらヒメケフシグロのようです。夏場に咲くフシグロより一足早く4−6月に咲きます
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この辺りにたくさん咲いていました、茎に毛が生えているのがわかります。フシグロにも毛が生えているケフシグロがありますがヒメフシグロで検索しても殆ど出てきませんでした
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ただ時期としては少し遅く果実になっている方が多かった
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葉腋から短い花柄を伸ばして横向きに花を咲かせる、果実期には上向きになる
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萼筒や花柄は無毛、多少毛が生えているのもありました、花の大きさはフシグロと特に変わりないような
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花の大きさは5,6mm、花弁は5枚で2浅裂している
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花弁中間部に肋がありそこで折れ曲がる、ナデシコ科で見られる特徴
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雄しべが見えていますが雌しべは見当たらず、ナデシコ科なので雄性先熟ですが
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麦粒のような雄しべの葯、やはり雌しべは見当たらず、花期の終わりなら雌性期の花があってもおかしくないけど結局見当たらず
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葉は対生で線状披針形〜披針形
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フシが黒いから節黒、これは赤いですが、線形のは苞なんでしょうか
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毛拡大、下向きのようです
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果実・種子(2022年6月撮影) |
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6月上旬に撮ったヒメケフシグロ、既に果実が生っていました
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まだ花も咲いていますが殆ど果実、撮るのがちょっと遅かったようです
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花は横向きですが果実は上向き、萼片と花被片の色の違いがハッキリ、二重になっているように見えます
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中に種子がギッシリ詰まっています
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手のひらにばらまいてみました、これで1,2個分か
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種子の大きさは1mm強、形は腎形、表面に小さな突起が規則的に並んでいます
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