ヒメヒオウギズイセンアヤメ科ヒメヒオウギズイセン属
(2018年7月撮影)
藪の中に咲いているヒメヒオウギズイセン、ヨーロッパで開発された園芸種で明治中期に渡来したそうですがもうすっかり野生化しています
下から咲いていく、先端は蕾だが一番下側は閉じていて一つの花の寿命は短いかな
朱赤色の華やかな花、ヒオウギは華やかだしスイセンは爽やか、更に姫まで付いているのでさぞかしと思うけどやはり名前もインフレをおこしているわ
萎むと花の時より更に赤くなっている
花被片基部が濃い色の斑紋になっている
花柱は3裂だそうだがこれは4裂している、柱頭に微細な突起がある
雄しべは3本あった、葯の片側がやや開いていて鏃型になっている
(2017年7月撮影)
海岸から山までいたる所で見られるヒメヒオウギズイセン、園芸種として明治頃入ってきましたが今やすっかり野生化しています
漢字で書くと姫緋扇水仙、緋扇も水仙も綺麗な花なのに両方を併せ持ち更に姫までついたなんとも贅沢な命名、過ぎたるは及ばざるが如しな感はありますけどね
下向きに咲く花、滅多に結実しないそうです、なのに繁殖力は強いですね
花被片基部に斑紋がある
柱頭は3裂
雄しべの葯は細長い鏃のような形、花糸の途中で色が変わっています
下から見上げた様子、青空だったらよかったんですけどね

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