ヒメハギヒメハギ科ヒメハギ属 閉鎖花
果実・種子
(2019年5月撮影)
草原の笹原の中に普通に見られるヒメハギ、ササが伸びてくると見づらくなるので果実がなかなか見られない
葉腋から総状花序を出す
鳥が飛ぶような姿がお気に入り
羽を広げて飛んでいる、頭部にあたる房(付属体)がなければほんと鳥の姿なんですけどね
羽根に見える部分が萼片、尻尾も萼片、花筒下側にも2枚あります
耳のように見えているのが2枚の花弁、下側に緑色に見えているのも花弁、黄色い蕊が見えている
蕊拡大、丸く見えていてひょっとして柱頭、でも確信なし
葉は互生で卵形〜長楕円形、ほぼ無柄、微毛が生えているようだ
最後に青空バック、そんなに高くならないのでこのアングルではなかなか撮れません
(2018年5月撮影)
草原の中で普通に見られるヒメハギ、この時期まだ笹が茂ってないので背の低い野草でも育つことが出来ます。画面下側に見えているのはアリノトウグサこちらが咲くのは夏です
鳥が飛び立つような姿がお気に入り、これが希少ならしゃかりきになって探すんだけど極普通に見られる
複雑な姿、中央花筒先端上部に2枚あるのが花弁、下側にも1枚あり先端が房状になっています。尻尾や翼のように見えているのが萼片、下側にも2枚あります
房状になった付属体(この名称もあちこち使われてややこしい)、どんな役割があるんでしょうね
黄色いものが見えているのがありました
花筒部分から出ています、どうやら雄しべのようです、初めて見たかな
雄しべだけ見るとマメ科に似ていますね、ハギと名がついているが全く関係なくヒメハギ科ですが
花糸は合着して円筒状になっているように見えます
葉や茎に微毛が生える
葉は互生で短い葉柄がある、茎には縮れ毛がある
閉鎖花(2011年6月撮影)
これを見て閉鎖花だと直感
本来の花からするとやはり地味ですね、閉鎖花だから当然だけど
草丈も伸びてきているような、それでもたいしたことないですが
果実・種子(2020年10月撮影)
センブリを探していて見つけたこれ、花は見ているなと思って取り敢えず撮影、調べてみたらヒメハギの果実でした
萼に包まれた果実、2室からなっています、手前の赤くなっている部分は背萼片かもしれない、開放花の後閉鎖花をつけるそうなのでこれも閉鎖花の果実かもしれない
1室に1個づつ黒い種子が入っています
大きさ2.5mm程、ゼリー状のエライオソームが付いています
黒い種の表面は艷やか、白い毛が生えている
種子中央に褐色の突起がある、表面は艷やかですが微細な突起があるようです
果実(2011年6月撮影)
緑色のは果実でしょうか
少し膨らんできていて子房も見えているようです

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