ヒカゲスゲカヤツリグサ科スゲ属
(2019年4月撮影)
林道の斜面に生えていたスゲ、ヒカゲスゲかなと思いました。台地上で芽生えたばかりの頃とはまるで違います。それでなくてもスゲ属はややこしいのにね
頂部の雄小穂は枯れ雌小穂は果実期になっている。この頃は葉身より長く伸びている
カヤツリグサ科の区別は果実が大事だそうだ
雌鱗片は果苞より長く先端は芒となる、果苞は有毛で嘴は殆ど無い
細長い葉身
(2019年3月撮影)
台地上でスミレを撮っていて蕊を出していたこれに気が付きました。初めはイネ科かと思いましたがどうやらカヤツリグサ科、ヒカゲスゲかなと思いました
頂部に雄性小穂が一つだけ、まだ雄しべは出ていない。下部に雌性小穂を出します
よく見ないと頂小穂と思いそう
柱頭拡大、毛というか絨毛が生えている、黒いゴミのようなのは山焼き後の植物の炭です
葉はまだ殆ど出ていない。株は密に叢生するそうです
近くにもう一株、これは頂部の雄性小穂や雌性の側小穂の様子がよくわかります。雄しべが1本だけ出ている
柱頭をもう一度ドアップ。台地上では割と見られるようで今まででも見ていたかもしれないけど関心がないと目に入らなかったかも

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