ヒエンソウキンポウゲ科ヒエンソウ属
(2020年6月撮影)
考えるまでもなく逸出もののヒエンソウ、枯葉の溜まった地面が植えられる場所ではないことを示している
燕が飛ぶ姿に例えて飛燕草、燕に見えるかな
周りの5枚は萼片で中央に見えているのが花弁、4枚あり上部のは上に伸び下部のは袋状になる。上部のはウサギの耳のよう、そう思うと下部のは草を食べている口元のように見える
花弁をカットしてみました、多数の雄しべが見えている
中央に1本の雌しべ、柱頭は白く花柱下部が僅かに青みを帯びる
萼片縁に毛が生えている、こういう植栽される花は細部のドアップをまず見ることはないから自分でするしかない(笑)
花の背後に角のような距、完全に後ピン
葉は細かく裂ける、裂けないセリバヒエンソウを探しているけど未だ未見
茎には微毛が生えている
(2017年6月撮影)
道端に咲いていた見慣れぬ花、車を走らせながら気がついて慌てて車を停めて見てみたらヒエンソウでした
去年とは全く違う場所、実は去年この近くで植えているのを見つけて逸出の可能性があるかなと思っていましたが道路が舗装されて全滅、こりゃ駄目だと思っていましたが何とか逃げ出したのがあったようです
去年のは青い花でしたがこちらはピンク色、白から青まで幅があるようです
周りの幅広いのは萼片
背後に距が長く突き出ている、さすがにこの蜜を吸えるのは蝶だけでしょうね
花を後ろから、まるで天狗の鼻だな、花柄に苞があるようです
中央の袋状のが花弁、雄しべが見えています、開いて雌しべも見ればよかった
細かく裂けた葉、写すには最悪の状況だけど形だけはよくわかる
(2016年6月撮影)
初めこれを見た時はてっきりセリバヒエンソウだと思ったのですが
葉が細かく掌状に切れ込んでます。セリの葉に似ているからセリバだろうしセリの葉ってこんなんだっけと思いつつもヒエンソウなんて知らなかったし。帰ってから調べてヒエンソウだと分かりました。ヨーロッパ原産で観賞用として植えられるようですがこれは逸出したんでしょうね。後日別の場所で植えられているのを見ました
前回は小雨が降っていたので後日撮り直してきました。周りの青いのは萼片で中央に袋状に見えているのが花弁です
花弁は4枚で2枚は上に突き出てい筋がある、もう2枚は蕊を囲い込むように合わさっています
左右の花弁の間から雄しべが見えている、10本程あるそうだ、雌しべは見えてない
上部の萼片基部が後方に伸びて距となっています。全体に微毛が生えている

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