(2016年8月撮影) |
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湿地らしい湿地に咲いているヘラオモダカ、下の方に葉が見えている。これはまだ田圃では見たことがない
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他の野草も沢山生えている、下の方に黄色く見えているのはコケオトギリ
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これで草丈5,60cm程度、枝を3(〜6)本輪生し枝先に花を咲かせる
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花弁3,萼片3,雄しべは6本、オモダカに比べて小さく両性花だけ
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雌しべは多数、子房から外向きに出ているのが分かる
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萼片に筋が入っている、花弁は僅かに紫色を帯びている
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既に未熟な果実ができ始めているのもありました
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葉はヘラ型、サジオモダカはサジ型と言ったら身も蓋もないな
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果実・種子(2022年10月撮影) |
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すっかり果実になっていたヘラオモダカ
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これは種子ではなく果実、整然とリング状に並んでいます
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固着しているわけではないので触ると簡単にバラバラになります、左上塊になっている部分は3個の果実、背面部分に溝があるので6個あるように見えます
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大きさ2mm程の半円状、中央部が窪み更に中心部は盛り上がっています、科は違ってもこのタイプの果実はどれも同じような構造をしています
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周りの翼は飛びやすいというよりはやはり浮きでしょうか、内部に変わった形の種子があるようで今度見て見なくては
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果実・種子(2020年8月撮影) |
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一週間前はまだ花が多く咲いていたのにこの日はすっかり果実になっていたヘラオモダカ、まだ花も残っていました(矢印)
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まだ緑色の未熟なのが多かったですが熟しているのもありました、同じ果序の中でも熟し方が随分違います
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バラまいてみました、一つに十数個の種子が入っています
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大きさ3mm程、一見翼があるように見えます
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