ハルザキヤマガラシアブラナ科ヤマガラシ属
(2018年5月撮影)
台地上で咲いているハルザキヤマガラシ、台地上と言っても遊歩道沿いでは見られず車が通るような道路沿いに咲いています。ヤマガラシは在来種で本州中部以北に分布しますがこちらはヨーロッパ原産
雰囲気はスカシタゴボウやイヌガラシに似ています
これで高さ30cm程、時には1m近くにもなります。これはあまり枝分かれしていないが多く枝分かれすることもあります
茎頂部や葉腋から伸ばした茎先端に花序を付ける
アブラナ科らしい十字花、十字にはなっていませんが。雄しべ6本、雌しべ1本
太い花柱に扁平な柱頭
下部の葉は羽状複葉で頂小葉が大きい。これがスカシタゴボウやイヌガラシとの大きな違いでしょうか
葉基部は耳形になって茎を抱く
上部の葉はほぼ頂小葉相当の部分だけ
未だ未熟だけど果実がなっていた、頂部に花柱の跡が残っていますが嘴と言うそうです。茎には稜がある
(2018年5月撮影)
林道脇の草むらに生えていたアブラナ科の花、ハルザキヤマガラシでした。ヤマガラシは中部以北のさんちに分布、花期も5−8月、こちらは4−6月なので春咲の名が付きました、ヨーロッパ原産です
上部で茎が分岐するのが特徴、イヌガラシやスカシタゴボウとは姿が大分違います
近くには随分枝分かれしているのもありました、何株かあるようですが
頂部まで咲き上がり蕾も全くないようでそろそろ終わりのようです
黄色い十字花、雄しべは6本、雌しべは1本
イヌガラシと違い萼片は黄色、菜の花は萼片が開いていますがこちらは閉じています
果実は3cm程と長くなりますがこれはまだ出来始めで2cm程度でした
羽状複葉となって下部が裂ける
葉柄基部は耳形となって茎を抱く

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