ハナスベリヒユスベリヒユ科スベリヒユ属
(2021年8月撮影)
田んぼの中に赤い花が見えたので近寄ってみたらハナスベリヒユでした、似合わね〜。花が似合う場所というのはあくまでも主観の問題ですがさすがにこれは似合わないなと思ったけどあまり似合わなすぎるので逆に撮って見る気になりました(笑)
本来乾燥に強い花ですがこんな湿地と言ってもいいような場所に咲くとはね、側にプランターがあったからそこからの逸出のようです
これも色んな栽培種があるようですがこれは標準的な姿かな
雌しべの周りに多数の雄しべ、ピンク色の花弁基部が黄色緑色となってて蜜標なんでしょうか
花冠はほぼ平開、雌しべが突き出ている
これは花柱が5本、ブラシのような突起がある部分が柱頭でしょうか
葉は倒卵形、ヘラ型、よく似たマツバボタンは葉が細い
もう一つ咲いていました
小雨が降っていてそれが花弁にかかっていい雰囲気
花の奥に液状のが見えます、雨粒は丸い水滴になっているので蜜の可能性が高そうです
(2017年7月撮影)
ヤナギバルイラソウと同じ土砂の中に咲いていた花、ハナスベリヒユのようです、これも土砂に種子が入っていたんでしょうね
スベリヒユを改良して作られた園芸種で多種多様な品種があるようです
多数の雄しべにオレンジ色の葯、雌しべは1本で柱頭は5裂、毛が生えているようです、後日別の花では6裂しているのもありました
花壇に植えられていたら見向きもしないけど野生状態なら話は別(笑)
何時来ても花が一つだけ咲いていたから同じ花がずっと咲いているのかと思いましたがどうやら1日花、次々と花を咲かせていたようです、むしろ毎回見かけていたのが幸運だったのかも
葉はやはりスベリヒユに似ている、肉厚で乾燥に強いCAM植物だそうです

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