(2023年5月撮影) |
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やっと念願のハナミョウガの花に出会えました、九州の山で古墳巡りの際果実はよく見かけたけど冬なので花は全くでした、関東以西分布だそうで県内にあってもおかしくないんだけど出会わなかった、去年の古い葉と新しい葉が混在しています
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穂状に花をつけ下から咲いていく、基本的に節ごとに2個づつつけるようです
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蕾が白っぽいのもありました、特徴的な赤い筋模様までは白くなってないようです
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思ってた以上に複雑な構造の花、あちこちのサイトを見回ってみないと理解できない
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上下の赤いのが外花被片、下側筒状のが萼片
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赤い筋模様のある唇弁、これは2本の雄しべが変化したものだそうです、変化しすぎ
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上に突き出ているのが内花被片、雌しべが少し突き出ている
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白っぽい花を見ていると唇弁基部に突起のようなのに気が付きました、付属体とか付属編とか側仮雄しべとかサイトによって呼び方色々
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まるで両腕を上げているよう、こんなキャラがいなかったかな
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正面から、唇弁が元雄しべならこれも雄しべの一部と思ってもおかしくないか
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葯を下から、中央に見えているのが花糸かと思いましたがこれが花柱のようです、葯室は2つ、花粉が出ている
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花糸は幅広い層でハッキリしない
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葯の間から花柱が伸びている、内花被片縁に毛が生えている、腺毛のようだ
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内花被片横から、柱頭が僅かに突き出ている
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まだ未熟な葯で花粉が出ていない、熟している時より長いような、柱頭に微突起がある
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雌しべが伸びて下向きに生ってきている、内花被片はやはり腺毛が生えているようです
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花が終わって長い花柱が残っているのがありました
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スマホ撮影、薄暗い場所だけど綺麗に撮れました、中央の花で花柱が曲がっている
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更に拡大、中央の花柱の両側にぼんやり太く見えているのが花糸でしょうか
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果実・種子(2022年12月撮影) |
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昨年この辺りで多く見かけたハナミョウガ、その時花は終わっていたけど12月に果実を撮りに行ってみました
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長い花被片が残った果実、ただ株が多かった割には果実を付けていたのは少なかった
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色もオレンジ色じゃなく黄色いのもあった、夏頃から緑色の果実が見られますがかなりゆっくり熟していくようです
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日の当たるところで撮ってみました、果皮に細かな毛が生えています
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皮を剥いてみました、剥いたと言うより剥げた、真っ白な果肉、果汁はなし
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種子は6個入っていました
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種子は白いものに包まれています、内果皮かと思ったら仮種皮だそうです
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種子は細かな凹凸があります
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凹凸は筋状になっています、やはりこういう複雑な構造がある方が撮ってて楽しい
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反対側は凹んでいる、果物を縦割りにカットして芯をくり抜いた形
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