(2021年9月撮影) |
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せっかくなので海岸まで足を伸ばしてみました、この辺りは堤防に囲まれあまり自然感がないのですがそれでも海岸性の野草が見られます。今まで通ったことのない通路のような場所に入ってみるとハマゼリが群生していました、背後に見えるのは堤防の壁
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もうたくさん咲いていました、今まで見ていた別の海岸では海が荒れると波を被るような場所ですがここなら堤防に守られて大丈夫、茶色く見えているのはハマボッスの果実
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ツル性ということはないですが茎はそれ程丈夫じゃないのであまり高く伸びることはないですが背後に壁があるとのびのびしています
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複散形花序、それ程大きくはありません
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花の大きさは2mm程、雄性先熟ですが雄しべは落ちやすい、左の花は5本揃っていますがあまり見かけません
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雄しべが落ちた雌性期の花、まだ花弁が残っていますがこれも左上の花のようにすぐ脱落します、花柱が伸び始めているようです
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花弁中央に肋のような軸があり内側に反り返る、蜜が出てます
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1,2回羽状複葉、海岸性らしくやや厚みがあり艶もあります
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果実・種子(2017年12月撮影) |
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すっかり褐色の果実となったハマゼリ
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造形美を思わせるセリ科らしい果実、やはりあまり変化がないのよりはこういうのを見る方が楽しい
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花序と同じような果序、当たり前かもしれませんが全く違ってくるのもありますからね
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一つの果実は2分果からなります、先端にはまだ花盤の跡が残っている
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カカオの果実のような姿
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背中部分は半球形ですが合わさっている部分は平らです
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果皮を剥いてみると細長い種子が一つはいっています、果皮が固いので取り出すのが大変
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種子は長さ3mm程、表面に特に模様はないようです
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