ハマユウヒガンバナ科ハマオモト属
(2008年11月撮影)
砂浜に咲いていたハマユウ、下は砂浜ですが崖に近いせいかすっかり藪になっています、ハマオモト属だから本来の名前はハマオモトですがここではハマユウに統一しておきます、市の花に指定
花被片は非常に細長い、普通6枚だがこれは5枚
花被片基部から長い花糸を伸ばしている、上部が紫色
細長い葯、これを訪問した昆虫につけます、なので多少粘り気があるのか飛び散らないようです
少し離れた砂浜、周りに見えているのはハマゴウ、ここではまだ咲いてなかった、葉がオモトに似ているのでハマオモト
海と青空をバックに
6本の長い雄しべに1本の雌しべ、葯がある以外雄しべも雌しべもあまり変わりがない
葯がほんとに細長い、花糸先端が細くなっていて自由度が増しています、測ってはないけど5,6mmはあったでしょうか
雌しべと雄しべのツーショット
柱頭は2裂しているかな、微突起がある
正面から撮影、奇跡的にピントがあった、柱頭3裂か、中央が窪んでいる
蕾の頃は大きな苞に包まれています
苞が2つに裂けて中から多数の蕾が出てくる
(2008年11月撮影)
花がすっかり少なくなってきたので季節外れだけど取りあえずパチリ
せっかくですので背景を選んで
夕方の海をバックに
(2008年7月撮影)
市の花になっているせいか町中でも植えられているのをよく見かけますがこれは海岸の砂浜に一人淋しく咲いていたのでパチリ
海を背景に。日没頃だったら絵になっただろうにな、でも今頃じゃ日没は遅い
これは別の場所に咲いていたもう一株。広い海岸にこの二つだけ。夕方に咲き始めて真夜中に開ききるそうだけどそうするとこれは前の晩に咲いたものなのかな
T字型の雄しべ。葯が自由に動くので蜜を吸いに来た蛾の腹部にべったり花粉をつけることが出来ます。花糸も綺麗な赤紫色なんですね

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