ハマナデシコナデシコ科ナデシコ属 果実・種子
(2021年8月撮影)
秋吉台にハマナデシコが咲いているとは聞いていましたがこんなとこにあったのか、舗装の隙間に咲いています、海岸でも岩場の隙間に生えているからおかしくはないけど
当然栽培種の逸出、直ぐ側にハマナデシコが植えられているプランターがありました。数多くの栽培種があるようです。しかし栽培種とは言えこんな内陸でも生えることが出来るのならなんで海岸に多いんでしょうね
青灰色の葯が出てきてきます、初め花弁基部の線状の模様が雄しべかと思ってしまった(^^;)
雄しべが大分伸び雌しべも出ています
艶がある厚みのある葉、見事に十字対生になっています
すぐ側、セメントの階段の隙間にも生えていました
こちらは多くの花を咲かせています
前のと比べて花弁がやや細く色が濃く斑紋があり別の品種のようです
螺旋状に捻れた柱頭、細かな突起が多数ある
(2018年6月撮影)
海岸近くの空き地に咲いていた赤い花、これはハマナデシコだとすぐ分かりました
近くの海岸岩場に群生していますがここは海岸直ぐ側とは言えこんな土の場所にも生えるんだ
ただ環境があわないのか葉の色が薄く弱々しい
正体がわかれば後はひたすら蕊を狙う
雄しべが出た雌性期、数は10本、でもよく見れば毛が生えているのがあり、手前のは捻れているようにも見えるので花柱かもしれない
雄しべはなくなり2本の花柱だけが残っている、茶褐色になっているので花としては終わりかも
(2012年6月撮影)
海岸でハマナデシコが咲き始めていた
環境の悪い場所でも頑張って咲いている
この時期他の花はあまりないから目立ちます。訪問する昆虫を独占する作戦か
葯の落ちた雄しべやこれから熟すのやら色々、時期をずらして長持ちさせるんでしょうか
こちらは雌しべが突き出ている、雄性先熟なのかな
(2008年6月撮影)
海岸の岩場に咲いていたハマナデシコ
初めて見たけれどカワラナデシコとは随分イメージが違います
一応海岸に咲いていたという証拠写真(笑)
いつものアングル、と言っても岩の上だから撮りやすかった
果実(2016年11月撮影)
海岸の岩場に生えていたハマナデシコ、まだ緑色の葉が残っていますが真っすぐ伸びた茎と茶色の果実が残っています
まだたくさん残っていました
すっかり枯れた状態だと果実と言った感じがしません
果実の先端が4裂して種子を散布します、右下のには中にまだ種子が残っている。風で散布されるんでしょうが少しずつ散布されるようです
種子を取り出してみました、黒く大きさは2,3mmくらい
種子はやや扁平で周囲が翼のようになっている、翼と言うには厚いけどこれでも多少風にのるんでしょうね

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