ハマダイコンアブラナ科ダイコン属 果実
ロゼット
芽生え
(2020年6月撮影)
文字通り砂浜に咲いていたハマダイコン、そろそろ終わりの頃ですがあちこちにポツポツ咲いていました
アブラナ科らしい十字花、淡紅紫色のか弁に葉脈のような筋が入っている
こちらはやや色が濃い、白い斑点は斑が入ったのか傷んだのか
扁平な柱頭、御しべは4本
名前の通り筒状の花筒、萼片が割と大きい
茎に棘がある、これは初めて知って驚いた
後日拡大してみると瘤状突起の上に鋭い棘が生えていた
(2013年3月撮影)
浜辺じゃないけれど丘の上に咲いたハマダイコン
海をバックにと思ったけど鉄塔が邪魔
問題なくハマダイコンだと思ったけど白花は珍しいようです
花弁が反り返り雄しべが突き出てる。花弁の筋をみると花弁は葉が変化したものだと言うことを思わせます
果実(2022年8月撮影)
近所の海岸で撮影したハマダイコンの果実、花を撮ったのと同じ場所です、ハナダイコンの果実はくびれませんがこちらは見事にくびれています、背後に見えている緑はツルナ
節ごとにバラバラになるようです、萼片の跡が残っている
カットしてみましたが非常に固い、中に種子が1個入っていました、果肉に相当する部分はコルク状になっていて浮きになるんでしょうね
種子の大きさは3,4mmくらい、層状になっているがこんな菓子パンがあったような、ツルナの葉の上に置いたけど模様が複雑だからそちらにピントが合ってしまった
果実(2020年6月撮影)
未熟な果実もなっています、数珠状にくびれるのが特徴
2個のもあり
1個のもありました、数は一定してないようです
割ってみたら中に未熟な種子が入っていました、微細な凹凸があるようです
熟しても裂開しない、コルク質で海に浮かんで運ばれるようです。幾つかで割ってみましたが種子が入ったのがなかった、残念
ロゼット(2020年12月撮影)
礫だらけの海岸に生えていたロゼット、ハマダイコンです。右上にハマヒルガオも見えています
いかにも大根の葉、ロゼットらしいロゼットの姿をしています
こちらは岩の麓に貯まった砂地に生えたロゼット
岩の割れ目に貯まった砂に生えたのもありました、流石に割れ目だけでは生えるのは難しいだろうな
芽生え(2015年2月撮影)
砂浜に出ていた軍配型子葉、これはてっきりヒルガオ科と思い海岸なのでハマヒルガオだと思ったのですが
伸び始めた本葉を見るとどうも違う
ここまで伸びてくると明らかに違う
葉が羽状に深裂、下の方ほどその度合が大きい
ロゼットもありました。これは大根の葉そっくり、なのでハマダイコンと判断しました。軍配型の子葉がヒルガオ科だけではなかったことにちょっと驚き

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