ハマボッスサクラソウ科オカトラノオ属 果実・種子
(2017年5月撮影)
この辺りの海岸に大群生しているハマボッス、右下に見えているのはタイトゴメですがこちらはまだだった
ハマヒルガオに取り囲まれています、こちらも大群生
砂浜に生えることが多いですが砂利が敷かれたような場所にも生えていた
これで高さ10cm程度だけど時には3,40cm程にもなります
頂部に短い総状花序、葉状の苞の脇から出ているそうです
花冠は5深裂、雄しべは5本
花柱先端に艶があって小さいながら柱頭だなと思わせます。下部に子房の膨らみがある
葉は対生のように見えますが互生だそうです。それにしても茎が随分赤い
(2009年6月撮影)
海岸の岩の割れ目に咲いたハマボッス
土なんて殆どないだろうし塩分も強い場所だけどよく頑張って花を咲かせています
逞しさと美しさを兼ねた様子を3点ほど
(2008年5月撮影)
海岸に咲いたハマボッス
海を背景にパチリ
礫混じりの砂地に生えていた
花の大きさは1cmくらい
果実・種子(2016年11月撮影)
海岸の岩の割れ目に生えているハマボッス、こちらでは多く見かけます
葉も枯れ茎も茶色になっているけどしっかり立ってます、種子を散布する為には立っておく必要があるんでしょうね。後方に見えている緑の葉は多分ハマゴウ
すっかり干からびて茶色くなった果実
まだ花柱が残っているのもありました
中に種子を埋め込んでいる胎座があるそうだが流石に外からでは無理
花柱が取れ果実上部が開いて種子を散布します、これも風に揺られて少しずつでしょうね
黒い多数の種、茶色いのは胎座かと思ったけどそれは球形だそうなのでこれは受精しなかった果実かもしれない
種子の大きさは1mm程度、何とか3稜形なのが分かるかな
種子の表面には網目状の凹み、拡大してもボケるだけなのでこの大きさが限度
(2006年6月撮影)
5月30日にアップしたハマボッスに赤い実がなっていました
随分実付きが良くて沢山なってます
花柱が残っていてマスカラのよう
ロゼット・芽生え(2020年12月撮影)
礫混じりの砂地に生えていたロゼット、艶のある様子からハマボッスでしょうか
より小さいのを探します、これはまだロゼット状態かな
これは左右の葉に柄が見えていて子葉でしょうか、これはもう芽生えでいいかな
これは更に小さいけど葉が重なっていて子葉かどうか分かりづらい
一番小さかった芽生え、左右のが子葉でしょうか、毛が生えています、前後のが第一葉でしょうか、子葉だけのは見つからず

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