(2022年10月撮影) |
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平尾台に来て見たかった花の一つハバヤマボクチ、4,5月頃はまだ果実を付けた立ち枯れた茎があちこちで見られたので見つけるのは難しくないなと思っていました。
8月初めの撮影、大きな蕾が出来ています、この大きさなら7月頃にはもう蕾があったでしょうね
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既にクモ毛が出ています、まさしくクモの毛
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8月下旬撮影、だいぶ背が高くなってきました、これで大人の背丈くらい
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10月初めの撮影、まだ開きません
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クモ毛がビッシリ、尖った総苞片が痛そう
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これはこれで綺麗なんですけどね、茎にもクモ毛があり白くなっています
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10月中旬、やっと咲いているのがありました、蕾が幾つか見えていますが一番大きなのが咲いています、でもこの日は咲いているのはまだ僅かでした、この頃になると葉は殆ど枯れていてもっと前に撮っておけばよかった
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大きさ4cmと随分大きい、舌状花はなく筒状花だけ
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黒紫褐色の筒状花、葯筒も花柱も同系色なので目立ちません
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光に透かしてみると赤く見えている、葯筒から出ている柱頭はまるでチンアナゴ
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柱頭は2裂してないのかな
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白い花粉が押し出されています、花柱にもクモ毛があるような
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開き始めたばかりの花、むしろこの頃の方が綺麗かも
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まるで糸を紡いでいるようです
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別の場所、これは幾つも咲いています
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昆虫が来ていました、長い産卵管を持っているからメスのようです、蜜を求めに来たのか、あるいは産卵の為か
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これはクモ毛はそれ程でもなく、株によってだいぶ違いがありそう
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スローシンクロで撮ってみました
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果実(2023年12月撮影) |
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いつまでもたった状態でいるハバヤマボクチ、これは撮影の為ちょっと斜めにしましたが冬を越して次の春頃でもまだ立っています
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アザミ属と違って冠毛が開くこともありません、因みに冠毛を引っ張ってみましたが冠毛だけ抜けて痩果はついてなかった
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総苞をとって痩果を見てみました、固くて痛くて取るのは大変だった、ふと思ったのだが山火事などにあうと開いて飛んでいくんだろうか
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まだ花柱がついています、冠毛は痩果より随分長いがフワフワ感はまるでない
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痩果の長さは5mmくらい、この状態はまだ熟してないのかな
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中央の突起は花柱がついていた跡でしょうか、廻りは花盤なのかな
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果実(2022年4月撮影) |
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4月初め、初めて平尾台に行った時に見つけたこれ、ハバヤマボクチだと思いました、結構多く見かけたので秋に咲く花は見つけるの確実と思ったけど咲いたのは10月後半と随分待たされた
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花期から半年も経っているのにまだ綿毛がいっぱい
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花は円筒形の頭花ですが随分開いて平らになっています、ゆっくりゆっくり開いていくようです
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総包片はまるで栗の毬
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綿毛を摘んでみましたが痩果がついていない、何回かしましたがどれもそうでした、結実率は悪いんでしょうか
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もうあちこちで見かけました
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周りに枯れ草が残っているから春の山焼きの際でも火が来なかったのかもしれない
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