(2022年5月撮影) |
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山道脇に咲いていたウツボグサ、秋吉台だと普通すぎて滅多に撮ることは無かったですが平尾台では一応初めてなので撮影
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ここも多いからその内撮らなくなりそう
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8時頃の撮影、朝日が横から当たっていい雰囲気
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下唇は先端が裂けて突起状になっている、上唇外側には毛が生える、シソ科にしては少ないか
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上唇に沿って雄しべと雌しべ、柱頭が2裂
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よく見ると葯の両側に突起のようなのがあります、どうやら花糸先端がT字状になっていてその片側だけ葯がついているようです
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正面から、葯が団子状に連なっていますが上2つが長い方の雄しべで2室、下のは短い方の雄しべで1室かな
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葉は対生で葉柄は短く表面に毛が生える、茎は四角く稜に毛が生える
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歯の裏側、黒っぽく見えているのが腺点でしょうか
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(2016年5月撮影) |
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ウツボグサは台地上から林道から麓までいたる所で見られるし花期も長いので最近はすっかりお見限り、これは田植え後の田圃畦に咲いていたので撮ってみました
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シロツメクサと一緒に
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田植え直後の田圃は絵になりますね、晴れていればもっと良かったんですが
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シソ科らしい花、下唇は3裂、中央裂片は先端が細かく裂ける。上唇に長毛が生えている
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雄しべは4本、尖っているのは雌しべではなく花糸の先端、花糸の途中に葯が付いているようです
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葉は対生で長楕円状披針形、下の方の葉にはやや長い柄がある
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(2013年5月撮影) |
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秋吉台に行き始めた頃はよく撮っていたウツボグサ、あまりに多く咲いているのでその内見向きもせず
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久しぶりに撮ってみましたがやはりいい色をしてますね
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シソ科らしい二裂した雌しべが突き出ている
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長短二組の雄しべ、花糸先端が二裂して片方は尖るが片方に葯が付いているそうで左側のを見るとその様子が分かります
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花冠をカットするのは勿体無いので普通のウツボグサをカットしてみました。2裂した柱頭、下側のが随分カールしています
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同じのを正面から見てみました。矢印が柱頭でその下側がカールした部分、その左側の尖ったのが花糸先端の片割れでしょうか
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白花(2018年6月撮影) |
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久しぶりに見かけた野生のシロバナウツボグサ、普通のウツボグサに混じって咲いていました、画面中央と右上に見えています
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ウツボグサはもう普通すぎるくらい見られるので滅多に写しませんが白花となると話は別
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ウツボグサの白花品種、違うのは色だけ
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白花と言っても僅かに色が残ることもありますがこれは真っ白でした
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長短2組の雄しべ、葯が2室なので多く見えます、中央に2裂した柱頭
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葯の両側にも尖った突起のようなのが見えています、よく見ると花糸先端が2裂してその片側だけに葯がついているような
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花冠から2裂した柱頭が出ている、これも撮りやすい
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分かりにくいですが菱形の様に見えているのが苞でその上先端が棘のようになっているのが萼片、一つの方に3つの花がつきます
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果実(2018年8月撮影) |
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夏にはすっかり茶色く枯れたまま立っているウツボグサ、この様子から夏枯草の別名があります
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種子を探してみましたがどれも空っぽの状態
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逆さにしても出てきませんでしたが指で解してみると幾つも出てきました、シソ科なのでこれは果実、4分果です
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大きさは2mm弱、内側になっている部分には幅のある稜になっています、先端に白い突起がありますがこちらが胎座に付いていた部分でしょうか
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球面側には浅い縦溝があります
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