ウリカワオモダカ科オモダカ属 芽生え
雄花(2017年8月撮影)
田んぼに生えていたウリカワ、同じ田んぼに生えるオモダカと比べるとずっと少ない
葉は線形、これがウリの皮を剥いた状態に似ているから瓜皮、他のものに似ているから名付けられることはよくありますが剥いた皮に似ていると言われるのはこれくらいかな
花はオモダカとそっくり、でも葉が全く違うので間違えることはありません、オモダカの葉が特異すぎるんですけどね
雄しべの花糸は緑色で太くあまり花糸らしくない
雌雄異花でこの時は雌花は見つからず、雌花の方が先に咲くそうです、既に果実になりかけているのかな
雌花(2017年8月撮影)
後日別の場所で雌花を見つけました、新たに水がはられ葉は水没していますが花は水面の上に出ています
ほぼ同じ場所に咲いています、色の違いで雌雄がよく分かります
細かな柱頭が多数、オモダカと同じく球状になっていますがオモダカの方が密集度が高そう
花柄が殆ど無いように見えます、手前のは蕾かな果実かな、雄花の花柄に比べてやや太そうです
芽生え(2016年7月撮影)
水が張られ稲が伸び始めた田圃に生えていた小さな草
ウリカワだとすぐ分かりました。去年までは1ヶ所でしか見てなかったのでこれは大事に観察しなくちゃ。でも今年は更に他の2ヶ所で確認、その代わり今まで見ていた場所は出てこなかったけど
2週間後少し大きくなり右上に新たな株が出ていた、他の雑草もポツポツ、多分その後の様子からトキンソウ
ほぼ一月後随分増えていた、ここまで増えるとは思わなかった

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