ウドウコギ科タラノキ属 果実・種子
(2015年8月撮影)
林道沿いなどで普通に見られるウド
でも蕾の期間が長いからうっかりしていると何時の間にか咲いているなんてこともある
上部に両性花序、下部に雄性花序を付ける。左側の雄性花序は雄しべが殆ど脱落して終わりかけ
雄花、でも雌しべがちょこんと突き出ている。両性花の雄性期とどこが違うんだろ
普通科弁は白緑色だけどこれは割と赤っぽ
雌性期の両性花、雌しべが5本出ている
2回羽状複葉で少量も大きい。卵形で細かなハッキリした鋸歯がある
(2013年8月撮影)
独活の大木と言うけれど実際は木本でなく草本のウド、でも草としてはかなり大型の部類
上部に両性花序、下部に雄性花所をつけるそうだが
でも中央のは雌花序にしか見えないな。花弁は開花後すぐ脱落するそうだが
花柱が数本出ています。ヤツデなんかもそうだけどこの仲間のこういう姿を見ると花が終わった後だとつい思ってしまう
長い雄しべが突き出た雄花序
花弁も雄しべも5,花盤から蜜がプックラ出ている
下の方の花序でも実が生るからこれも両性花だと思うんだが
果実・種子(2016年10月撮影)
林道を塞ぐように横に伸びてきたウド、全体が赤っぽくなっています
真っ黒な果実がなっているけど花序ごとに随分ムラがある、一つの花序でも花の数よりは果実は少なそう
真っ黒な果実、表面に毛が生えているような。花柱や雌しべの跡がまだ残っている
ジューシーな果実、種子が5個入っていました
大きさは2.5mm、特に模様はなさそう。果肉を取り除かないと駄目だけど小さくて拭うのも困難

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