オランダミミナグサナデシコ科ミミナグサ属 果実
芽生え
(2019年3月撮影)
田起し前の田んぼに生えていたオランダミミナグサ、身近な場所で見られるのはまずオランダミミナグサだけど以前田んぼの中で見たこともあったので即断は出来ません
果柄が短く密集して咲いています、同時に幾つもの花が開きますがミミナグサは一つ二つ程度です
5枚の花弁、先端は浅裂しますがハコベ等をイメージしているとあまり目立ちませ
雌しべ柱頭が5裂しているのがなんとか分かる、まだあまり開いていない、雄しべは10本かな
これは別の花、柱頭は5裂、雄しべは10本
蜜が出ている
花が閉じても萼片からはみ出ている、ミミナグサははみ出ない、萼片に軟毛と腺毛があるそうだがこれは腺毛がハッキリしな
茎にも葉の表も裏も毛が密生
葉は対生し無柄なので茎を抱いているように見える、下の葉と90度ずつずれている
(2018年2月撮影)
やっと咲いていたオランダミミナグサ、やはり例年に比べてちょっと遅い
町中で見るのはまずオランダばかりで在来種のミミナグサはまず見かけません
花弁は5枚で先端が浅裂
雄しべは10本、柱頭は5裂、3つのように見えますが確かに5つあります、毛が生えているようだ
萼片に軟毛、腺毛も混じっている。花後の花弁が萼片より長く突き出ているのが特徴、ミミナグサは殆ど出ません
茎や葉に開出毛が生える、腺毛も混じっているそうだけどこの写真では分かりません
葉の裏にも開出毛が密生
果実(2019年3月撮影)
果実が伸び始めている、まだ先端に花柱が残っている
熟すると先端が開いて種子をばらまきます
芽生え(2014年1月撮影)
オランダミミナグサの芽生えも分かりやすい、なんたって町中では随分多いいしね。今までならこの程度でも芽生えでよかっただろうけどより小さな芽生えを探してみました
1枚目左上の小さなのをアップ、対生する4枚の葉はどれも本葉のようです。下側にあるのが子葉かな、これではちょっと分からず
一番下の葉は葉柄がやや長いし毛も生えてないようで子葉かな
こちらの下側に見えているのが色がやや違うし毛も殆ど生えてないようで子葉でいいかな。あまり違いがないし本葉がすぐ伸びてくるので目立ちません

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